メンキャバ(メンズキャバクラ)とは
メンズキャバクラの歴史
メンズキャバクラは、21世紀になってから誕生した新業態の飲食店です。2001年(平成13年)の歌舞伎町にオープンした『グレート』(※2009年に『クラブプリズム』に改名)が日本初のメンズキャバクラです。
「ホストクラブに興味があるけど、いきなり行くのはこわい」
「イケメンと飲みたいけどホストに行くお金がない」
というような女性達をターゲットに、ホストクラブよりもハードルの低いカジュアルな雰囲気のお店として営業しています。
※2010年代まではお店がたくさんありましたが、2020年代に入るとホストクラブに変わるお店が増えて、現在はあまり見かけなくなってしまいました。
メンズキャバクラのシステム
メンキャバ(メンズキャバクラ)は男性キャストが女性客の席につき、お酒やソフトドリンクを飲みながら会話を楽しむお店です。
合コン感覚で来る女性や、ホストよりも通いやすいからと気軽に来てくれる女性も多く、稼ぎながらコミュニケーション能力を伸ばすことができます。
ホストクラブは多くがフリータイム制で、お酒を飲んでもらうことで売り上げを上げるのに対し、メンキャバは時間制です。お酒を飲まなくても長くいてもらえばその分料金が加算されるので、フードやドリンクを入れつつ会話を盛り上げていけば、ノンアルコール営業でもそれなりに儲けることができます。
また、ホストのようなツケ(売り掛け)制度がないのも大きな特徴。明朗会計なので、お客様は安心して利用することができます。キャストとしても、回収できなかったツケを自腹で払うというリスクがないため安心です。
メンキャバの仕事内容
- お客様の卓(テーブル)について接客する
- 同伴、お見送り
- 店内清掃
- 各種営業(お客様への連絡、SNS更新など)
メンキャバはキャバクラの男性版なので、お酒やソフトドリンクを飲みながらお客様と会話をし、楽しい時間を提供するのが仕事内容です。
ホストと違い永久指名制ではないため、お客様は何度でも指名替えをすることができます。キャスト同士のトラブルにもなりかねませんが、いつでも何度でもチャンスがあると言えるでしょう。
法律上、営業時間が24時まで(地域によっては25時)となっているので、終電までで帰ることもできます。深夜営業はありません。
ホストクラブのような役職制度がないため、厳しい上下関係がなく、アットホームな雰囲気で働きやすいのがメンキャバの特徴です。なによりツケ(売り掛け)制度がないので、お客様を追い込むことも、自腹のリスクもなく、精神的にも金銭的にも安心して働くことができます。
短時間勤務OK、働きやすい、厳しいノルマもないということで、大学生のバイト先としてメンキャバを選ぶ人も多いです。
アットホーム&安定給与ならメンキャバ!
メンキャバの給与システム(平均給与)
メンキャバの給与はお店によって時給制か固定日給かなど異なりますが、基本的に最低保証給があります。その基本給にプラスして、各種ボーナスや売上バックが入ります。
日給相場:1万円ぐらい
時給や固定日給があるので、指名や売上がゼロの日でも必ず最低限のお給料がもらえます。
売上バック:バック率5~30%
個人の売上に応じてプラスされるお給料のことを「売上バック」といいます。
バック率はお店や個人の成績によって異なり、頑張る人ほどバック率を上げてもらえる昇給制度があるお店も。ホストほど高額にならないとはいえ、やりがいのある給与システムです。
各種ボーナス
月間売上や個人売上、指名本数など、お店の売り上げ目標を達成した時や、個人の売上でお店に貢献した場合にもらえる臨時ボーナス(報奨金・賞金)です。
メンキャバのキャストに向いている人
- 完全歩合よりも安定した収入がほしい人
- お酒は好きだけどあまり強くない人
- 売り掛けの回収がグイグイ営業が苦手な人
- 終電前に帰りたい人
- 週2日や短時間シフトがいい人
- 指名をたくさん取ってみたい人
- アットホームな環境がいい人
- ホストデビュー前に経験を積みたい人
厳しい役職制度や上下関係がないので仲間とアットホームな雰囲気が作りやすく、日給保証で安定した給与を稼ぐことができるメンキャバ。お酒にそんなに強くなくてもいいし、短時間や週2日などからバイトできるため大学生のアルバイトや副業として人気があります。
ただしメンキャバは2023年現在それほど店舗がなく、ホストクラブの方が店舗も求人も多いです。ホストクラブの大手グループがメンキャバを運営していることもあるので、まずは気になるお店を見つけて、働き方の相談をしてみてもいいでしょう。
メンキャバ・ホストクラブの男子求人は当サイトで探せます。
コメント