ホストの1部と2部とは?
ホストは風営法で営業時間が決められていて、【0時~6時】の間はお店を営業できません。そのため、2部から始まって、1部の営業が終わると一度お店を閉店します。
1部の営業について
1部営業は仕事終わりのOLさんから夜業界で働く女の子まで、様々な女性が来店する時間帯なので、どのお店でも一番売上が伸びる時間です。
人気のホストも基本はこの時間に出勤しますし、お客様がまだついてない新人ホストもこの時間が一番顔を覚えられやすいので出勤しています。1つのお店でも様々なタイプのホストが集まる時間なので、その分女の子も集まりやすくなっているのでしょう。
2部の営業について
2部営業では、キャバクラやガールズバー、風俗など主に夜職が終わった女の子が利用しています。高収入の女の子が集まるのでピークで稼げる時間帯にもなり得ますが、1部よりもマイナーな時間帯ではあるのでお客様数が少ない可能性もあるでしょう。
ちなみにごく稀に『12時~18時頃』の3部もありますが、お店でイベントをする時に3部から営業する程度で、ほとんどが1部or2部営業(もしくはどちらも)となっています。
人気ホストであれば出勤時間さえ知らせれば女の子が来てくれて稼げると思いますが、新人のうちは1部営業の方が一般的に知られているので稼ぎやすいと言えるでしょう。
1部と2部ではどっちがオススメ?
ホスト一筋で働く人は・・・1部もしくは2部営業のどちらか
前述したとおり、お客様数が多いのは『1部』なので、ほとんどのホストが1部営業の時間帯で出勤しています。そのなかでも昼間でも稼いでいけるホストや昼間に働きたいホストが2部営業に行きます。
出勤時間はライフスタイルに合わせるのが一番良いので、正直どちらがオススメというのはありません。強いて言うのであれば、稼ぎやすい1部で出勤している方が売上も伸びやすくなります。とはいえ、昼夜逆転で完全に夜業界の人間に染まってしまうということもあるので、そこは自分との相談で決めると良いでしょう。
ホストの実際の労働時間はどれくらい?
ホストは『レギュラー制』と『シフト制』で分かれています。レギュラーは正社員で、シフトがアルバイトと思っていただいて大丈夫です。
レギュラーの場合、お店が休みの日以外は基本毎日出勤しています。アルバイトはシフト制の週1日~週4日程度で働く人が多い傾向です。副業でお仕事をする場合は融通の利きやすいシフト制で働くと良いでしょう。
労働時間ですが、【営業時間+同伴(2時間ほど)】を含んだ時間です。人気ホストになると開店閉店作業が免除されるので、早くて5時間程度、同伴含めて7時間~8時間程度の勤務になります。
ただし、アフターは始発から朝までが多いので、それも含める入れると10時間を超えてきます。
新人ホストは開店閉店作業で2時間程度なので、人気ホストと同じ7時間~8時間程度の勤務です。
時間帯が深夜というだけであって、ブラック感はなく一般的な社員とそう変わらない働き方で、人気になっていくほど数千万~数億の年収を得られるようになります。
- 人気ホストが楽しているわけではない!
- 開店閉店作業が免除されているからといって、決して人気ホストが楽をして仕事しているわけではありません。免除されている分、姫への対応や新人の教育に力を入れているので、むしろ人気ホストほど労働時間は長くなることの方が多いです。そして、楽をしてしまうとそれだけナンバー争いで負けてしまうので、雑務がない分仕事に時間を割いているというのを覚えておいてくださいね。
まとめ
今回は1部と2部営業について詳しく解説しました。多くのお店が1部営業ですが、新宿や歌舞伎町などの有名エリアでも2部営業をしているお店は結構あります。
どちらで働くかはお店や自分のライフスタイルを考えながら、決めていくと良いでしょう。
労働時間で考えると深夜帯ということや、同伴やアフターで時間が伸びるので、ホストの仕事が少しキツく感じる人もいるかもしれません。しかし、それ以上のやりがいと売上が期待できる業界でもあるので、同年代より稼ぎたい、夢のある世界に飛び込みたいと思っている方は、ホスト業界のことをもっとよく調べてみてくださいね。
基礎知識から知りたい方は、以下の記事で解説しているのでご覧ください。
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