実はこんなにあります!知らなきゃヤバい風俗店員のための「福利厚生」の話
知らないと絶対損!風俗業界の福利厚生
老後に支給されるために積み立てていく「厚生年金」、病院にかかる際に自己負担分を軽減してくれる「社会保険」、失業した際などに失業給付金を受けるためなどに使われる「失業保険」、職務中のけがなどの治療費などに使われる「労災保険」など、生活における様々な補償を約束する制度は、すべて「福利厚生」にあたります。
また休日の制度や各種手当、寮などといった待遇に関するものも「福利厚生」です。健康保険・厚生年金や雇用保険などは法人であれば加入が義務付けられているので、経営母体が法人の店舗に勤めていれば、あなたもすでに被保険者として給料から天引きされているはずです。いつ何があっても基本的には安心といえるでしょう。
個人か、法人か、で変わる社会保険
もし経営母体が個人事業主だった場合は、これらの保険や年金などの加入は義務ではありませんので、こうした福利厚生が用意されない場合があります。そうなると健康保険は「社会保険」ではなく「国民健康保険」、厚生年金も「国民年金」を自身で自治体(住まいの役所)などで加入して支払い、積み立てていかなければなりませんし、雇用保険や労災保険は完全に適応外となってしまいます。その分天引きもなく給与面での待遇が良ければそれでいいという方もいるかもしれませんが、少々心もとないのもやはり事実。
ただし、個人事業主が経営母体の店舗は必ずこれらが無いかというとそういうわけではなく、あくまでもその店舗として各種保険への加入義務がないだけで、経営者が望めば任意での加入もでき、実はそういった風俗店も最近では増えてきています。
どうしてもこれらが完備されているところに勤めたいという場合は、求人情報などを参照する場合に「社保完備」とされている店舗を選ぶ必要があることを覚えておいてください。
若くして月の手取りが30万越えの店長候補も!
制度以外での福利厚生には様々なものがありますが、まずは「昇給制度」と「役職制度」。
「昇給制度」は職務内容の習得や業務技術の向上が著しく優秀と認められた場合などに、それに応じて給与額やボーナス額が上げられるというものです。この制度を取り入れている風俗店舗は多く、覚えの良い人であれば20代後半でも30万円以上の手取りを受けているというケースもこの業界では決して珍しくはありません。
また「役職制度」は同じように職務内容の習得や業務技術の向上が著しく優秀と認められた場合などに、それに応じて幹部、店長などといった役職が与えられるというものです。この昇給と役職手当はそれぞれ別のものですから、役職がつくまで努力をすれば相当な月収入が期待できるのも風俗業界の魅力の一つです。
個人経費にはこんなものがある!?
深夜早朝などに急に職場に行かなければならない場合なども、風俗業界では時々あることを覚悟しなければなりません。
ですが、そのために職場の近くに住まいを借りるのであれば家賃補助が出るというとてもありがたい待遇を用意している店舗も実は結構多いのがまさに業界ならでは。さらに店舗の近くに寮を完備している所も同じように多く、この場合は家賃分が天引きとなりますが、自身で住まいを賃貸するより初期費用や月額家賃は大幅に安く済むので大助かり。お店の女の子や常連のお客とのやり取りに自分のケータイを使用する場合が多い職務ですので、電話代補助なども大抵の場合、用意されています。
役職が上がればいわゆる仕事上の付き合いが増えますので、接待費や交際費、タクシー代なども。まさに風俗業界ならではの待遇ですね。
社会保険完備?それとも個人で支払う?将来を考えた働き方
このように一口に福利厚生といっても、店舗によって様々な形態であるのがまだまだ実際のところ。先にもお話したように、風俗店員として雇用されているのではなく個人事業主扱いで保険などの加入をしていない場合は、いくら給与やホーナスが高くされていても様々な手続きや支払いを全て自身で行わなくてはなりません。比較的近い将来に独立を考えている方などはむしろそうした待遇のほうが好都合である場合もあると思いますし、風俗業界は様々な状況の人に対応した福利厚生形態だと思いますので、求人情報を参照する際はこの辺りもじっくり検討個所として向き合ってみてください。
アルフ
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