風俗店のGoogleビジネスプロフィール活用法【メッセージ機能で予約を受ける】
はじめに
この記事はこんな方を対象にしています。
・風俗店に勤務している
・Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス。2021年11月4日に名称変更)のオーナー確認済で、基本情報の設定などは終わっている
・電話応対の手が足りず、どうにかならないかと思っている
店舗様は電話応対大変ですよね?
Googleビジネスプロフィールを活用すればオンライン予約を受けつける事も可能になります。
今回はGoogleビジネスプロフィールの「メッセージ」という機能を利用して、オンライン予約を受け付ける方法を紹介します。
「人手が足りなくて電話応対が大変・・」という店舗様はぜひ読んでみてください。
※Googleビジネスプロフィールの導入~運用までの基本的な内容は別の記事で解説しています。
運用されていない店舗様は、まずはこちらの記事を参照ください↓
メッセージ機能で出来ること
メッセージの送受信
ユーザー ⇒ 店舗 に対してメッセージを送る事が出来ます。
ユーザーから送られたメッセージに対して、店舗からも返信可能で、 ユーザー ⇔ 店舗 の間でLINEのようにメッセージのやりとりが可能です。
《メッセージをやりとりした画面のサンプル》
ウェルカムメッセージの送信
あらかじめメッセージを登録しておく事で、ユーザーからメッセージが送られた時に、自動返信する事が出来ます。
例えば、ユーザーが夜中にメッセージを送ってきた場合など、夜中は担当者不在により即座に返信出来ない場合もあるかと思います。
ユーザーは返信がいつ来るのかわからない「見えない状況」に対しイライラします。
24時間体制を組んでいなかったり、すぐに返信が出来ない場合には、
お問合せありがとうございます。XXX店です。
ご用件をお送りください。
24:00~10:00の時間帯はすぐに返信出来ない場合がございます。
10:00以降に内容確認の上、返信させて頂きます。
といったウェルカムメッセージを自動送信しておくのも手かもしれません。
メッセージ機能によるメリット
心理的なハードルが下がる
「電話する」という行為は一般的にはメールなどで「メッセージを送る」行為よりも心理的なハードルが高くなるとされています。
そのため、メッセージ機能を使えるようにする事で、ユーザーから問い合わせしやすくなり、問い合わせ件数の増加が期待できます。
環境的なハードルが下がる
「風俗店に予約電話したいけど、会社で周りに聞こえてしまうため電話する事が難しい」、「帰りの電車で良さそうなお店を見つけたけど、一旦電車を降りて電話するのが面倒」など、環境的な制約により電話が出来ず、来客の見込みがあったお客様を逃しているケースは少なからずあると思われます。
こちらについても、電話以外の問い合わせ方法を準備することにより、問い合わせ件数の増加が期待できます。
24時間受け付け可能
電話のみの受付の場合、営業時間外の問い合わせには対応できません。
予約の問い合わせや、コース内容を詳しく知りたい、オプション料金の問い合わせ、近くのホテルは?など、ユーザーからの質問を24時間いつでも気軽に受け付ける事が可能になるため、見込み顧客を逃しにくくなります。
少人数でも運営可能
小規模な店舗様の場合、店長自らがワンオペで予約から何から何まで行っているケースもあるかと思います。
電話のみの受付にしていると、電話応対中に掛かってきた電話に出られずに、お客様を逃してしまっている可能性もあります。
メッセージで予約を受け付ける事により、ワンオペなど少人数で運営している店舗様でも効率的に対応する事が出来るようになります。
多岐に渡るお客様に対応可能
基本的にLINEやLINEWORKS、Twitterアカウント等を利用すれば同様の事を実現出来ます。
ですが、お客様の中にはオンライン予約したいけど「LINEを使いたくない」、「Twitterアカウントを持ってない」という方もいるかもしれません。
そのようなお客様に対して、問い合わせ用のプラットフォームを複数種類用意しておくことは有効です。
Googleアカウントなら多くのユーザーが持っている事でしょう。
メッセージ機能を使うための準備
メッセージ機能はデフォルトの設定ではOFFになっています。
スマホにアプリをインストールし、スマホアプリから設定を行う事によりメッセージ機能が使用可能になります。
それでは実際にインストール → 設定まで行っていきましょう。
※今回はiPhoneを用いて説明していきます。Android端末等でもほとんど同じですので適宜読み替えてくださいね。
Googleマイビジネスアプリのインストール
Googleマップアプリのインストール
まずはGoogleマイビジネスのアプリをダウンロードします。
「Googleマイビジネス」という名前でアプリ検索すると表示されるので、インストールします。
Googleマイビジネスのアプリは提供が終了しました。
Googleマップのアプリで同様の事が出来るようになりましたので、Googleマップを利用ください。
Googleマイビジネスの管理画面からもインストール可能です。
Googleマップのリンクを貼っておきます。
アプリをインストールされてない方はこちらからどうぞ。
App Storeからインストールする
Google Playからインストールする
メッセージ機能の有効化
アプリをインストール出来たら、メッセージ機能を使えるように設定を有効にします。
下のメニューから「顧客」を選び、上のメニューで「メッセージ」を選びます。
「メッセージ機能を有効にする」をタップすれば有効化完了です。
次にウェルカムメッセージを設定していきましょう。
画面右上の●が3個並んでいるメニューから設定できます。
ウェルカムメッセージは120文字の制約があるので、規定の文字数内でメッセージを設定します。
メッセージ機能を有効化したので、GoogleMAPからメッセージを送る事が可能になりました。
スマホでGoogleMAPを使って店舗情報を見た時に、「お問い合わせ」という項目が追加されました。
これで準備は完了です。
メッセージ機能を使ってみる
実際にメッセージ機能を使ってやりとりしてみましょう。
《ユーザー側の画面》
ユーザーから問い合わせメッセージを送ります。
送る前にウェルカムメッセージが自動で表示されました。
《店舗側の画面》
ユーザーからメッセージが送信されると、Googleマイビジネスのアプリに通知が来ます。
※通知設定は必ずオンにしておいてくださいね
アプリを開いてメッセージを見るとこんな感じで表示されます。
メッセージを入力して返信してみます。
《ユーザー側の画面》
店舗から返信があるとGoogleMAPのアプリに通知が来ます。
店舗側からの返信に対して、また返信してみましょう。
このようにほとんどLINEと同じような操作感でやりとりをする事が可能です。
LINEは同一アカウントを複数のスマホで使用することはできませんが、Googleマイビジネスは複数のスマホで利用可能です。
一人だけではなく、店舗スタッフ何人かが使えるようにしておくと便利だと思います。
使用上の注意点
メッセージ機能の設定方法や使用例を紹介しました。
便利で使える機能なのですが、いくつか使用上の注意点があるので解説します。
24時間以内に返信する必要がある
ユーザーの利便性のために、メッセージを24時間以内に返信しないと「メッセージ機能」が使用できなくなる場合があります。
参照:Googleビジネスプロフィールヘルプ
Googleマイビジネスアプリは複数人でも使えますので、持ち回りを決めるなどして、なるべく早く返信するように心掛けましょう。
ユーザーがGoogleMAPの通知をONにしている必要がある
ユーザーからのメッセージに対して、店舗から返信したとしても、ユーザー側でGoogleMAPの通知をONにしていない場合は、メッセージが届いていても通知されずに気付かないという事も起こりうるため注意が必要です。
※下記はiPhoneの場合の画面です
一方的なメッセージ送信はNG
一度ユーザーとメッセージのやりとりを行えば、店舗側から一方的に何度もメッセージを送りつける事も可能になります。
割引情報や新人情報などをメルマガのように送りたくなる気持ちもわかりますが、ポリシー的にはNGとされていますので注意しましょう。
参照:Googleマイビジネスポリシー
迷惑メッセージはブロック可能
メッセージ機能を開放すると、中には何回も迷惑メールを送り付けてくるようなユーザーがいるかもしれません。
そのようなユーザーにいちいち対応していたり、時間を取られていてはキリがありません。
迷惑ユーザーに対してはブロック機能がありますので、ブロックしてしまいましょう。
画面右上の●が3個並んだメニューからブロック可能です。
※もちろん後からブロック解除する事も可能です
まとめ
以上、メッセージ機能の活用方法を紹介しました。
特に今まで電話のみの受付にしていたという店舗様は、この機能を使う事で今までリーチできていなかったユーザー層にリーチする事が出来るようになるかもしれません。
Googleビジネスプロフィールは他にも色々な活用法があります。
また、別記事で紹介したいと思います。
Googleビジネスプロフィールを活用して、売上UPを目指してください!
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