完全版【キャバクラ用語辞典】ボーイ志望者必見！お水の業界用語まとめ（あ～わ行/解説つき）
※用語辞典の、各行以下は順不同で掲載しています。
■■■マーク…深い意味はありません。
【あ行～】
【あ行】の「あ」
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■アイス（ice）
…氷のこと。キャバクラでは氷とトングの入った容器全体（アイスペール）を指します。お酒を作る際に必要です。
■アイスペール
…アイスバスケットとも呼ばれる、氷入れのこと。ワインのボトルなどを入れたりする。
■アイストング
…氷を掴むためのトング（道具）。
▼参照：アイスペール＆アイストング（Amazon）
■アイスピック
…氷を砕くための調理道具。焼酎やウイスキー（オンザロック）などのお酒を作る時に氷が必要なので使う。太い針のような形をしているので、初めて使うときはケガに気を付けること。
■アイスクラッシャー
…クラッシュアイスを簡単に作るための機械。手動または電動で氷を砕いてくれる。
■合番（あいばん）
①1人のお客様が、複数人の女の子を指名すること（ダブル指名）。
②2人以上のお客様が一緒に来店し、それぞれが女の子を指名して同席すること。同僚や友達同士のグループ客でそれぞれが指名するとこの状態になる。
■あがり・あがる
…仕事が終わって帰ること。
（例）「お疲れ様、今日はこれであがりだよ」
※売上管理や収益報告などで出てくる用語「粗利（あらり）」との聞き間違え注意。
■朝キャバ
…朝から営業しているキャバクラの略称。早朝～お昼まで営業しており、夜勤明けの人などに需要がある。「昼キャバ」とも言われる。
■あっち系
…入れ墨の入ったプロの方々、こわいひと。
（例）「うちはあっち系のお客様は入店お断りしてるから」
■アップ
①お客様が帰ること。
②お客様が帰るようにうながすこと。
③女の子が退勤すること。
（例）「A卓のお客様アップです」のようにスタッフ同士の連絡で使われる。
■アフター
…キャバ嬢が勤務終了後（営業時間外）にお客様と一緒にお食事やカラオケに行くこと。指名獲得のために行われる。たまに常連客にお誘いされてボーイが同行することもある。
■アブサン
…ヨーロッパ各国で作られている薬草系リキュールの一種。アルコール度数が高く40％～70％前後とパンチが効いている。主成分であるニガヨモギの香味成分ツヨン (thujone) により、幻覚などの精神作用が引き起こされるとされ、多くの芸術家に愛飲されたものの、20世紀初頭にスイス・ドイツ・アメリカなどで製造禁止されたという歴史がある。現在ではツヨン含有率を規制することにより解禁されている。
※アルコール度数が90度近いものもあり、弊社の営業マンが一撃で寝たという攻撃力を持つ。
■アベ（AVG）
…アベレージ（average/平均）の略語。風俗業界やホスト界隈で使われる。
①平均収入や平均売り上げを指す。
（例）「今週はアベ5でした」＝今週は平均日収5万円でした。
②お客様が月に平均いくら使えるかを指す。
（例）「あの客はアベ100だから」＝あのお客様は月100万円使うから。
■アリバイ会社/アリバイ対策
…主に女の子（キャバ嬢）向けの待遇。キャバクラで働いていることが家族や知人にバレないようにするための各種対策（顔写真をお店のサイトに上げないなど）。アリバイ会社というのは、キャバクラではなくそこで働いているということにするための会社。緊急時や在籍確認の際の電話対応などしてくれる。
（例）電話で「クラブ○○です」ではなく「株式会社○△です」と対応してくれる、など。
■アール（R/「reserve」）
…「reserve」（リザーブ/予約）の頭文字。お客様からの予約や指名のことを指す。
■アルマンド
…アルマン・ド・ブリニャック（Armand de Brignac）。スペード♤のラベルがついたきらきら輝くメタリックなボトルが特徴の最高級のシャンパン。ワインコンテストで世界一の栄誉に輝いており、海外セレブや高級クラブで愛飲されている。グリーン・ゴールド・レッドのボトルが並ぶことを信号機に見立てて「アルマンド信号機」と呼び、SNS映えするし高額なので全国のキャバ嬢の憧れとなっている。
▼参照：Amazon（アルマン ド ブリニャック ブリュット ゴールド）
■アンダー
…18歳未満のこと。キャバクラは18歳未満は働けないので、面接の際は身分証で本人確認をするなどして絶対に18歳未満（18歳であっても高校生は不可）を雇わないようにしている。18歳未満や高校生を雇ってしまうと営業停止になるためここは厳重な確認が必要。
※客として行く場合も18歳未満はNG。お酒を飲むなら20歳以上になってから。
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【あ行】の「い」
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■一見さん（いちげんさん）
…初めてお店に来たお客様。お店によっては初回特典（割引など）がある。
■痛客（いたきゃく）
…痛々しい言動をする客。うざい客。キャストに対して過度のセクハラをしたり、酔い潰そうとしたり、暴言や暴力をふるうなど悪質な人。当然嫌われるし最悪出禁になる。
※キャストに本気で恋してしまう「ガチ恋客」と紙一重。
■移籍（いせき）
…キャバ嬢が他店に移る、または移ってくること。「電撃移籍！」などキャッチコピーになりやすいがトラブルのもとになりかねないので、きちんと退店してから応募してもらうなど配慮が必要。
■いちゃキャバ
…いちゃいちゃキャバクラの略。キャバクラというより風俗寄りのお店。キャバクラ以上セクキャバ未満。服の上から女の子にお触りができて、手をつなぐ、膝に乗るなどキャバクラより密着度が高い。服を脱いだり性的サービスをすることはないがルールはお店によって異なる。
■色恋営業（いろこいえいぎょう）
…「色恋」や「ガチ恋営業」「色カノ」とも呼ばれる。疑似恋愛というか、キャバ嬢がお客様のことを好きなふりをして指名を取ったりお店に呼び込む営業方法。勘違いして本気になってしまった客がストーカー化したり、トラブルのもとになることも多い。きれいにやるには非常に高いスキルを求められる営業方法。
■色恋管理（いろこいかんり）
…男性スタッフ（黒服/ボーイ）がキャストと恋愛関係になり、それによってキャストの勤怠管理などをすること。店員同士でのこうした恋愛は「風紀（ふうき）」と呼ばれて原則禁止されているが、あえて色恋でキャバ嬢を操ろうとするお店もあるとかないとか…。ちなみにお店によっては風紀を厳しく取り締まっており、違反すると多額の罰金やペナルティがつくこともある
■イベント
…お店が企画する催し物。ちょっとした割引イベントから、ハロウィン・クリスマス・お正月などのコスプレイベント、キャストのバースデーイベントなど種類は様々。
■インカム
…インターコミュニケーション（Intercommunication）の略。トランシーバー（無線機）の一種。男性スタッフが耳につけているイヤホンマイクのこと。これでホールの様子を見ながら周囲のスタッフとコミュニケーションを取っている。
▼参考画像：千葉県内でキャバクラ・ガールズバーを運営する『プリマドンナグループ』本八幡店の店長インタビューより。耳につけているのがインカムです。
■インビ（invitation）
…インビテーション・カード（招待状）の略。キャバクラではサービス券のこと。スマホでクーポン券を発行しているお店もある。
■印取り（いんとり）
…「代金を授受した証」「確かにもらいましたという証拠」として相手方の判子（ハンコ）をもらうこと。普通は「判取り（はんとり）」という。お給料の受け渡しの際に証拠がないと「もらった/もらってない」でトラブルになることもあるので、きちんとハンコを押してもらうその行為のこと。
【あ行】の「う」
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■ウェイター（waiter）
…ホール業務を担当する男子スタッフのこと。ボーイ・黒服・メンバーなど呼び方は店によって異なる。
■ウェイティング（waiting）
①店内が満席で、空席待ちのお客様がいる状態。カウンターや待合席で待たせてしまうことになる。
②お客様に対してキャストの数が足りておらず、お客様を席で待たせている状態。
…どちらも丁寧な対応をしないとお客様が怒って帰ったりするので注意。
■WEB指名（ウェブしめい）
…お店のホームページや営業用ポータルサイト等を見て、まだ直接見たことがない女の子を指名すること。本指名に比べると指名バックは少ない場合が多い。
■裏書き（うらがき）
…名刺の裏に連絡先を書き込むこと。キャストが自分の名刺に裏書きして、フリーのお客様にお渡しし、また来てもらえるようにするための営業テクニック。
■裏引き/直引き（うらびき/じかびき）
…どちらも同じ意味。在籍キャストがお店を通さずお客様とやりとりし、直接お金やプレゼントを受け取る行為。同伴やアフターでごちそうになったり何か買ってもらうのはOKだが、来店しないのにお金をもらっていた場合、店側には何のメリットもない上にトラブルに発展しやすいため、ほとんどの店が厳しく禁止している。
■売掛（うりかけ）
…後払いシステムのこと。販売した商品やサービスの支払いをその場で済まさず、後日支払うこと。つまりツケ。お客様がこの代金を支払わずに逃げてしまった場合、お店によっては担当キャバ嬢の給料から引く（肩代わりさせる）ところもある。
【あ行】の「え」
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■永久指名（えいきゅうしめい）
…お客様が一度キャバ嬢を指名すると、それ以降は指名を変えることができないシステム。ホストクラブや高級クラブはこのシステムが多い。普通のキャバクラではあまり導入されていないので、その場合はお客様はその日の気分でいろんな女の子を指名できる。
【永久指名のメリット】
①お客様が一人の女の子を徹底的にひいきする（応援する）ので、良好的な関係を築きやすい。
②キャスト同士のお客様の奪い合いを防げる。
③永久指名のお客様が新規客を連れてきた場合、そのテーブルの売上は担当キャストのものになる。（例えばそのテーブルでヘルプについた女の子がドリンクを頂いた場合も、売り上げはすべて永久指名の子に入る）
【永久指名のデメリット】
①キャストが固定されてしまうため気軽に指名できず、中々指名しないお客様もいる。
②退店もしくはよほどのトラブルがない限りは指名替えが発生しないので、そのお客様につくという責任は重く、万が一指名替えされた場合キャストの心理的負担が大きい。（ショックが大きい）
■営業電話（えいぎょうでんわ）
…お客様の来店をうながすため、キャストが男性客にかける電話のこと。生の声が聞けるので喜ぶ人もいるが、日中は仕事、夜は家庭がある人が多く迷惑になりかねないので注意が必要。また、店によるがキャストが待機中に電話をするのはNGのところもあり、その場合はLINEでの営業連絡となる。
■営業メール/LINE
…キャストがお客様の来店をうながしたり、コミュニケーションをとって好感度を上げるための営業手法。電話は嫌がる人もいるので最近はLINEでのやりとりが手軽。一度にたくさんの人に連絡をかけられるメリットがあるが、テンプレメッセージやスタンプだけだと見抜かれることも…。しつこすぎても逆効果。
お店側が公式アカウントでお客様に送る営業LINEとしては、イベント情報やキャストの出勤状況、メルマガなど。公式LINEを登録してもらう一番理想的な方法は、ボーイ・黒服が登録を促すことだが、キャストの名刺にIDを載せておくという手法もある。割引と併用し、レジ付近にQRコードの画像を置いておくのも有効。
■営停（えいてい）
…営業停止の略。行政処分により、一定期間お店が営業できなくなること。事実上の閉店になることが多い。営業停止の命令が下される原因は主に法律違反（風営法違反など）。
■エスコート
…お客様を席に案内するスタッフ。女性がエスコートスタッフをする場合は「エスコートレディ」と呼ばれ、バニーガール衣装になったりする。キャストではないので席にはつかない。お客様のお荷物を預かるクローク係の役割を担うこともある。
※店によっては、キャストがトイレに立った時など穴埋め要員として着席することもあるがあくまでサポート。
■枝（えだ）
…常連客と一緒に来た連れのお客様（フリー客）。木で例えて常連客が「幹（みき）」、付き添いの人が「枝（えだ）」というわけ。今後リピーターになったり指名で来店する可能性があるため、枝といっても大切な存在。
■エノテーク(ドン・ペリニヨン エノテーク/通称ブラック・プラチナ)
…世界最高峰のシャンパンの銘柄「ドン・ぺリニョン」の長期熟成版。黒い瓶ラベル。俗称「ドンペリの黒/ドンペリブラック/黒ドン」。古酒ほど高額になり、市場販売価格は5～70万円。キャバクラ価格は平均10万円前後。上位ランクは100万円することも…。
※1998年以降はドンペリ黒は「P2」に名称変更。エノテークはプラチナを指すようになる。
■エレチュー
…エレベーターの中でお客様とキス（チュー）すること。ホストの色恋営業の初歩。お見送りの際に、駄々をこねる女の子を黙らすために使ったりする。ただしキャバクラではエレベーター前までのお見送りが多く、一緒に乗ることは基本的にないため、あまり出番のない用語ではある。ホスト用語。
■延長/延長料金（えんちょうりょうきん）
…1セットの規定時間を超えること、その際に発生する料金のこと。延長の仕方は大まかに2種類ある。
①自動延長…特に何も言わないまま自動で延長していくシステム。
②確認延長（延長確認あり）…1セット終了時に必ずスタッフが声をかけ、延長するかどうかを確認する良心的なシステム。
金額はセット料金と同じ場合と、なぜか延長料金の方が高くなる場合とがある。
似たような制度に「完全飲み直し制」がある。
【あ行】の「お」
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■お祝い金
…面接で採用した子が本入店したときに、まとまったお金がもらえるシステム。「出勤○日達成で△万円」など、条件はお店によって様々。「入店祝い金」ともいう。
■大入り（おおいり）
…たくさんお客様が来たこと。水商売においては目標金額や集客ノルマなどを達成した際『大入り手当』として臨時ボーナスが出ることもある。
■オールタイム
…すべての時間。キャバクラは時間帯によって料金が少し変わることがある（早い時間ほど安く、夜のコアタイムは高い）ので、「オールタイム○○円！」など料金説明の際に使われる。
■オープンラスト（オーラス/プンラス）
…開店から閉店まで。お客様がずっと滞在して飲み続けることや、オープンからラストまで働く際などに使う。
（例）「○○ちゃんのシフトは今日はオーラスです」
■大箱（おおばこ）
…お店の大きさ（広さ）を表す単語。小箱・中箱・大箱の3つがある。ライブハウスやクラブでも使われる用語。キャバクラでは50～60席以上あると大箱といわれるが、地方によって目安は変わる。在籍キャストが多く、シャンデリアやVIPルーム、グランドピアノがあるなど内装にこだわる高級店もある。
【箱サイズの目安】
小箱…20席以下でアットホーム。
中箱…40～60席くらい。
大箱…50～60席以上でゴージャスな高級店が多い。
▼超大箱の一例：100席+VIPルーム！新宿歌舞伎町の『ギラギラガールズ』/男子求人も出ています。
※画像は『ギラギラガールズ』公式サイトより
■オオママ
…クラブやバーなどの女性責任者のこと。「オオママ（大ママ）」は店舗責任者つまりボスで、「チーママ（小ママ）」はボスの補佐的存在、お店のNo.2を指す。チーママが複数いる店もある。
■オーダーマッチ
…接客中のキャストがこっそりライターを付けてボーイを呼ぶ方法。「お願いします」と声を出して呼べない時に使うサイン。
■送り（おくり）
①閉店後や業務終了後に、自宅まで送ってもらうこと。お店の専属ドライバー（送りドライバー）がキャストやボーイを送る店もあれば、ドライバーを雇わずボーイがキャストを送る店もある。24時閉店の場合、終電がなくなっているキャストもいるので、送りがあると安心なのであると嬉しい待遇。キャスト優先なのでボーイの送りは基本的に最後（後回し）にされる。
■おさわり
…お触り。ボディタッチのこと。キャバクラは基本的におさわり禁止なので、お客様が女の子の体を触るのはNG行為である。ボーイが注意する必要があり、しつこいセクハラ客は出禁にする場合がある。
■おしぼり
…あたたかいおしぼり。手や口を拭くために使う。大きく分けて3種類ある。
「あつしぼ」…あたたかいおしぼり。来店したお客様には基本はこれをお渡しする。
「つめしぼ」…冷たいおしぼり。夏場や酔って熱くなったお客様にお渡しする。
「かわしぼ」…乾いたおしぼり。何かこぼした際に使う。
■お見送り（おみおくり）
…お会計の済んだお客様を、お店の外までお見送りすること。たまにここで長話しそうになる方もいるので、スマートに切り上げたいところ。
■お茶をひく（お茶ひき/お茶）
…キャストの勤務中に1人もお客様（指名客）が来なかった場合「今日はお茶ひきだった」などと使う。お茶ひきが続くと集客努力をしていないとみなされ、減給や出勤時間を減らすなどそのキャストの扱いが悪くなる（居心地が悪くなる）ことも…。
【語源】江戸時代の遊郭で、お客様がこない間に遊女がお茶を挽いていたことから。
■おはようございます
…どの時間帯でも使われる挨拶。エンタメ業界に多い。夜でも「おはようございます」。
■お姉さん（おねえさん）
…先輩キャストや、売り上げが多いお姉さん格の人、ちょっと年齢が上の女性を呼ぶ際に「おねえさん」と呼ぶことがある。
■親バレ（おやばれ）
…キャバクラ勤務が親にバレること。
■オラ営（おらえい）
…オラオラ営業のこと。お客様に対して強気な態度で接客すること。Ｍ気質のお客様には通用するが、普通の男性は引いてしまうこともあるので、これが通用するかどうかの見極めが大事。
■オリシャン（オリジナルシャンパン）
…完全オーダーメイド、世界に一つだけのシャンパン。市場では売っていない。シャンパンのボトルに写真やラインストーンなどでデコレーションを施したもの。「デコシャン」とも呼ばれる。店名やキャスト名が印字されることが多く、特別なシャンパンなので価値もあがり（売上も上がり）、SNS映えもする。オリシャンが活躍する場面としてはキャストのバースデーイベント (生誕祭)がある。
■オンリー
…来店したお客様がテーブルに一人きりになっている状態。早めにキャストをつける必要がある。
【か行～】
【か行】の「か」
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■ガールズバー
…女の子がカウンター越しに接客するお店。キャバクラと違いお客様の隣につく（席につく）ことはない。そのため接客のプロ意識を求められるキャバクラと比べて時給も安く、素人の女の子が入りやすいカジュアルなイメージとなっている。風俗営業ではなく飲食店に分類される。
■カード
…クレジットカードのこと。
■顔出し（かおだし）
…プロフィール写真や雑誌の取材などに、顔を出して掲載すること。通常はキャバクラで働いていることを隠すため、顔出しNGにしているキャストが多い。そのため顔出しOKのキャストには特別手当が出ることもある。
■顔バレ（かおばれ）
…キャバクラで働いていることが知人にバレること。主にキャストがお店のプロフィール写真（顔写真）からバレた際や、SNSなどにアップした店内のイベント風景などから勤務がバレた際などに使う。
■飾りボトル（かざりぼとる）
…テーブルや店内装飾のためのボトル。キャバクラではあまり見かけない文化だが、ホストクラブには置かれている。ガラスの靴やテディベアなどかわいらしいデザインのボトルに入ったお酒で、テーブルに飾っておくために注文する。高額なものになるとデザインも一見してそれとわかる高級品に…。
▼飾りボトル参照：テディデキャンタ（株式会社 酒匠運営 リカーマイスター公式サイトより）
ホストクラブでの値段は約20～30万円。
▼飾りボトル参照：ルイ13世（Amazon）
ホストクラブでの値段は約180～200万円！希少品は数千万円…。
■掛け持ち（かけもち・副業・Wワーク）
…別の仕事とかけもちでキャバクラで働くこと。主にキャストが普段は女子大生やOLだったりして本業があり、かけもちでキャバクラで働く際などに使う。本業がある送りドライバーも多い。
（例）「昼間のお仕事とのかけもちはOKだけど、同業他店とのかけもちはダメだよ」
■ガチ恋（がちこい）
…ガチで恋してしまっている、真剣な恋愛感情を抱いている状態のこと。同義語は「リアコ」（リアルに恋している状態）。キャストによるガチ恋営業（お客様に本気で惚れさせる色恋営業）はトラブルのもとになりかねないので注意が必要。
（例）「Aちゃんのガチ恋客、ちょっと危ないから気を付けないとね」
■カラチケ
…カラオケチケットの略。カラオケのあるスナックなどで使用する、10枚つづりくらいのチケット。値段は10枚セットで1,000円くらいで、1曲歌うと1枚消費する（相場は1枚100円～300円）。
■空名刺（からめいし）
…名前の部分が空白になっている名刺。お店のロゴなどのみ印刷してある。まだ名刺のない、1日体験入店や新人のキャバ嬢がここに手書きで名前を書いて使う。
■かわしぼ
…乾いたおしぼりのこと。テーブルを拭く際などに使う。
■乾き物（かわきもの/別名：チャーム）
…お酒を飲む際のおつまみで、水分が少ないナッツ・クラッカー・するめ・ポテトチップス（スナック菓子）など手軽に食べられるものを指す。喉が渇くのでお酒がすすむ。スナックなどで「チャーム」と呼ぶこともある。なぜそう呼ぶのか語源は不明だが、小さいのでかわいいとか魅力的（チャーミング）からきたという説がある。
■感情営業/感情労働（かんじょうえいぎょう/ろうどう）
…肉体労働や頭脳労働と違い、感情の抑制や忍耐などが必要となるお仕事。相手の精神状態を特別な状態に導くため、自分の感情をコントロールする必要がある労働のこと。キャバクラのキャスト以外に例として医療従事者（看護士）、介護士、サービス業、営業などの対人職種が挙げられる。
■完全日払い制（かんぜんひばらいせい）
…1日働いた分のお給料を、全額その日のうちに支払うという制度。それなら「完全でない日払い」は何かというと、例えば上限5,000円まで日払い可能で、残りは既定の給料日にまとめて渡す、など。
体験入店や、シフトが固定でない送りドライバー（アルバイト）などは完全日払いのことが多い。
社員やレギュラーキャストを日払いにしない理由は、それを受け取って飛んでしまう（辞めてしまう）リスクがあるため。
■完全飲み直し制（かんぜんのみなおしせい）
…延長料金のシステムがないお店で用いられる。1セットの時間が終了したら、前金でもう1セット分の料金を支払う。場内指名をしていた場合は、飲み直しによって本指名に変わる。キャバクラではあまり見かけないシステム。（おっパブ/セクキャバでたまにある）
【か行】の「き」
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■キープボトル（通称：キープ）
…常連のお客様がお店に置いてもらっている（キープしてある）お酒のボトル（瓶）のこと。飲み切れなくても保管してもらえるので次回来店時にまた飲める。このお酒はキャストと一緒に飲むことができるので、キャストやヘルプに毎回ドリンクを注文してあげるより安上がりになる。ボトルの保管期間は店によるがだいたい3カ月くらい。お客様がボトルキープした際はキャストにボトルバックが入る。
■吉四六（きっちょむ）
…キャバクラにおいて鏡月（きょうげつ）に次ぐ人気の麦焼酎。キープボトルとして人気がある。二階堂「むぎ焼酎」を熟成させた最高級品。きっちょむの名称は、江戸時代に大分県野津氏（現・臼杵市）にいた庄屋、初代廣田吉右衛門（ひろた きちえもん）からきている。とんち話の名人だったという。「きちえもん」が豊後弁（大分弁）によって転訛し「きっちょむ」になった。
▼参考：吉四六（Amazon）
■鏡月（きょうげつ）
…キャバクラにおいてキープボトルとして人気の焼酎（甲類）。果実の香りがついたシリーズもあり、アセロラ・ゆず・うめ・ライチ味があって女の子でも飲みやすい。
▼参考：鏡月（Amazon）
■キモ客（きもきゃく）
…気持ち悪い客のこと。外見・内面どちらが気持ち悪くても言われる。ただの悪口。似たような悪口に「クソ客」がありこちらはもっとストレートな悪意が込められている。万が一本人に聞かれたら大変なことになるし、そうでなくてもいい気分にはならないので、外で使わないように気を付けたい単語。
■キャサリン
…ソファーの上にある肘掛け（肘置き/クッション）のこと。なぜキャサリンと呼ばれているのかは不明。これが置いてあるということはお客様が入っていない席ということなので、ゲン担ぎのために人名をつけたなど諸説ある。
（例）「お客様が来たからA卓のキャサリンはD卓に移して」
▼参照：こういうクッションのこと。（家具屋さんの販売サイトより）
■キャスト
…お店で働いている女性のこと。他の呼び方としては「ホステス」「フロアレディ」「コンパニオン」「女の子」など。
■キャスタン
…キャスト専用グラスのこと。キャストタンブラーの略。レディグラスやレディタンとも呼ばれる。お客様用のグラスよりやや小さめ。
※お客様用のグラスは「ゲスタン（ゲストタンブラー）」。
■客引き（きゃくひき/キャッチ）
…お店の外に出て、路上で歩ている人を勧誘する行為。お客様を捕まえるという意味から「キャッチ」ともいう。風営法（風俗営業法）や迷惑防止条例で禁止されているため、基本的に客引きはNG行為である。ただし、お店の入り口付近で通行人に声をかけたりお店の案内をするのは「呼び込み」といい、こちらは大丈夫。通行を妨害したり、店から離れてしつこく追いかける（店の敷地外に出る）と法律違反（客引き扱い）になるので注意。
■キャッシャー
…お会計をするレジ、または会計担当のスタッフのこと。
■キャバクラ
…キャスト（キャバ嬢）が男性客の席について接待を行う飲食店。キャバレークラブの略だが、和製英語なので外国では通用しない。常時接待を行うため風俗営業（接待飲食店）の扱い。コロナ禍でインターネット上のライブチャットや映像付き音声通話を利用した「ネットキャバクラ」「オンラインキャバクラ」も活用され始めた。
■キャバドル
…キャバクラ嬢アイドルの略。テレビや雑誌に出たりするほど人気がある、アイドル並みに知名度の高いキャバ嬢に与えられる称号。かなりのステイタスとなる。当然お店のトップクラス。芸能事務所やモデル事務所に所属しているリアルアイドル系の美女もいる。
■キャンパスパブ
…略称キャンパブ。名古屋方面で使われる言葉で、ピンクサロン（ピンサロ）の別名。風俗店。
【か行】の「く」
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■口開け（くちあけ）
…物事の最初という意味で使われる。キャバクラにおいては、お店が開店して一番最初に来店したお客様を指す。
■クラブ
…キャバクラより高級感があり、年齢層もやや上のお店。会員制が多い。六本木などにあるダンスとナンパの聖地「クラブ」とは異なる。
■クレーム
…苦情のこと。
■クローク
…お客様の手荷物預かり所のこと。コートやジャケット、手荷物などをお預かりする。またはその場所専用のスタッフのこと。
■黒服（くろふく/ボーイ）
…お店の男性従業員のこと。ボーイとも呼ばれる。呼び分けとしてはアルバイトスタッフがボーイ、正社員になると黒服とするお店が多い。
- キャバクラのボーイ・黒服【徹底解説】仕事内容や給料/求人について
- これを読めば大体わかる！みんな気になる【キャバクラのボーイ・黒服】の仕事内容を徹底解説！現役キャバ嬢インタビューあり！
■黒文字（くろもじ）
…爪楊枝（つまようじ）の隠語。水商売はお客様に夢見心地になってもらう場所なのに「つまようじ→妻用事」という連想で現実に引き戻されてしまう可能性があるため、昔からこの隠語が使われているとか。
ちなみに黒文字という木は実在し、クスノキ科の落葉低木。高級楊枝の材料になる。つまり隠語ではなくもともと高級爪楊枝をこの商品名で呼んでいただけという可能性もある。
▼参照：Amazon
【か行】の「け」
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■ゲスタン
…ゲストタンブラーの略。お客様用のタンブラーのこと。ゲストグラス・ゲスグラともいう。女の子用は「キャスタン」。
■源氏名（げんじな/げんじめい）
…女の子がお店で働く際に使用する名前のこと。本名ではなく源氏名をつけることで身バレ防止になる他、仕事とプライベートを切り分けて集中できる・キャラになりきれるなどのメリットがある。いわば芸名。
【語源】「源氏物語」54帖の題にちなんで宮中の女官などにつけられていた。遊郭の遊女も使うようになり、その流れで現代の水商売でも使われている。源氏物語由来の名前は例えば「桐壺」「若紫」「夕霧」など。
■研修（けんしゅう）
①お店で働く際に一通りの仕事を教えてもらう（覚える）こと。試用期間でもある。
②新人キャストに接客方法を教えるため、男性スタッフがお客様役になってシミュレーションすること。
【か行】の「こ」
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■口座（こうざ）
①キャストが使う、お客様のことを指す隠語。「口座けっこうある？」は「客けっこう持ってる？」という意味になる。「ATM」と大差ない。印象は最悪なので、本来の意味以外では使わないようにしたい単語。
②お客様から見て指名しているキャストのこと。その女の子につぎ込んでいるので、その子が口座ということ。「担当」ともいう。
■紅白（こうはく）
…シャンパンの白とロゼのこと。某歌番組ではない。
■コール
…キャストが男性スタッフを呼ぶ（コールする）こと。ドリンクを注文する際など「お願いします」と声をかける。
■極太（ごくぶと）
…１回の来店でものすごい大金を使うお得意様のこと。お金遣いのきれいな質の良い常連客を「太客（ふときゃく）」と呼ぶが、それの上位クラス。あまりお金を使わないけど来てくれる常連客は「細客（ほそきゃく）」。最低料金でちまちま通ってくれる人は「繊維客（せんいきゃく）/繊細（せんさい）」。ここまでくるとちょっと悪口。
※繊維客＜細客＜常連客＜太客＜極太
■コスプレ
…コスチュームプレイの略。ハロウィンやクリスマスなどのイベント時に、キャストが仮装して接客する「コスプレデー」などがある。人気衣装は水着、浴衣、バニーガール、チャイナ服、サンタ服など。
■固定客（こていきゃく）
…お店にずっと通い続けているお客様のこと。常連様。お気に入りのキャスト目当ての場合と、お店自体がお気に入りで通ってくれる場合がある。
■込み込み（こみこみ）
…セット料金に何か他の料金（飲み物・キャストドリンク・場内指名料・税など）が含まれていること。
（例）「初回限定！飲み放題・女の子ドリンクも込み込みで１セット○○円！」
※何が込み込みなのかはお店やその時のイベント等によって異なるので、必ず確認しないとトラブルの元になるので注意が必要。
【さ行～】
【さ行】の「さ」
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■再研修（さいけんしゅう）
…売り上げがイマイチなキャストや、1回の研修で覚えられなかった新人が再度研修を受けること。
■さしすせそ
…キャバ嬢のさしすせそとは「さすが♥知らなかった♥すごい♥センスある♥そうなんだ～♥」。相槌はこれだけでも会話が成り立つ魔法の言葉。バカっぽいという見方もあるが、誰も傷つけないで使える誉め言葉でもある。
■サービス料（SC/サービスチャージ）
…接客に対して支払われる料金。通常のセット料金に上乗せされる場合と、セット料金に含まれている場合がある。サービス料金の相場はお会計の10～30％。「SC（サービスチャージ）」「サ」と表記している店もある。
（例）「料金は8,000円（税サ別）」
■サバ読み（さばよみ）
‥‥実年齢を偽ること。
（例）「本当は25歳だけど3歳サバ読んで22歳の設定でいく」
【語源】魚屋が大量のサバ（鯖/魚）をまとめ売りする際、実際より多く言いがちであることから来たという説が有力。諸説ある。
【さ行】の「し」
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■指名（しめい）
…お客様が特定のキャストを気に入り、自分の座る卓につけるようにすること。一度来店したことのあるお客様が次回来店時に「Aちゃんがいい」と指名する場合は本指名（ほんしめい）、指名なしフリーで入ったお客様が入店後に気に入った子がいて指名する場合は「場内指名（じょうないしめい）」となる。
■場内指名（じょうないしめい）
…初来店のお客様や、誰も指名せずに入ったフリーのお客様が、入店後に店内で気に入ったキャストを指名すると「場内指名」となる。その子が気に入ると次回来店時に本指名で入る可能性が高い。一般的に場内指名料は、本指名料より安く設定されている。
（例）場内指名…1,000円、本指名…2,000円
■写真指名（しゃしんしめい）/パネル指名・ネット指名
…店内入り口に貼ってあるキャストの写真や看板を見て、お客様が指名を入れることを「写真指名」という。同じようにWEBでプロフィール写真などを見てご来店した場合は「ネット指名」になる。
■指名替え（しめいがえ）
…お客様が、これまで指名していた女の子を、別の女の子に変更すること。トラブルの元になるので指名替えができないお店もある。
（例）「AちゃんとデートできないならBちゃんに指名替えちゃおっかな～」
■写真詐欺（しゃしんさぎ）
…パネルマジック（パネマジ）とも言われる。顔写真を加工しまくって（盛りすぎて）別人のようになっている場合、実物を見てお客様が「これは写真詐欺では…」とガッカリする。加工のしすぎに注意。
■写真名刺（しゃしんめいし）
…顔写真が写っている名刺のこと。そのキャストの専用名刺。
■自動延長（じどうえんちょう）
…1セットの時間が過ぎた時に、自動的に延長される（延長料金が発生する）システム。これに対し「延長確認あり」のお店はボーイが「延長されますか？」とお客様に確認をとるので良心的。
■GS（じーえす）
…ガールズソフトドリンクの略。キャストが最初に飲むドリンクのことで、お店側が用意するものなのでお客様の料金には加算されない。
■シャンパンコール
…お客様がシャンパンを注文した際に、複数のキャストが集合して盛り上げること。略称「シャンコ」。特別高級なシャンパンだと店内全てのキャストが集まることもあり、ホストクラブでは「オールコール」と言う。
（シャンパンコールの例）「○○さんの～ちょっといいとこ見てみたい！」「〇〇！今日も！いい波乗ってんね～！」
■シャンパンタワー
…シャンパングラスをピラミッド状（タワー状）に積み重ねたもの。一番上からシャンパンを注ぎ、下まで流れ落ちるのを見せる演出。結婚披露宴で行われるようなセレモニーだが夜の業界においてはホストやキャバクラのバースデーイベント等につきもののイベント。
価格設定はオーダー内容（段数など）によって異なるが、一般的な結婚式や二次会のタワーは3万円～10万円あればできる。ホストクラブでの相場は50万円～200万円、注ぐシャンパンが高価なら1,000万円超えることも…！？
▼参照：結婚式でのシャンパンタワー
■趣味マク（しゅみまく）
…キャバ嬢が趣味で枕営業をする行為。売り上げ目的ではなく、単純に自分がしたいからお客様と寝てしまう行為なので厳密には枕営業とは違う。あくまで趣味。
■自由出勤（じゆうしゅっきん/自由シフト）
…キャスト向けの出勤システムで、自分の希望する日時に働くことができる（自由にシフトを入れられる）。もちろん事前に「来週は○○に出勤します」など伝える必要はある。オープンラストで入らなくても、例えば「終電まで」や「○時～△時まで」など決められるので、本業がある女の子にとってはありがたい制度。
女の子は全員これかというとそうでもなく、人気キャストや売り上げに貢献しているキャストに適用されることが多い。
■10円指名（じゅうえんしめい）
…携帯電話が普及する前、お客様が公衆電話から店にかけてきてキャストとお話をし、お店には来ないことを10円指名といった。（公衆電話からの電話代が10円単位のため）
店に来ないでお話だけするので当然キャストからは嫌われる。
携帯電話の普及とともにこのシステムは絶滅したと思われたが、近年はLINEやSNSで無料でやりとりだけして店に来ない男性がいるので、むしろ増えたのかもしれない。
※店に来ないくせに電話で外出（アフター）のお誘いをしてくる客のことをこう呼ぶこともある。
■周年（しゅうねん）
…年数を表す用語。「開店1周年イベント！」などのように使う。
■終礼（しゅうれい）
…閉店後に行われるミーティング。朝礼の夜バージョン。その日の売上や反省点、翌日の打ち合わせなどを行う。
■小計（しょうけい）
…小計売上。税金やサービス料を含む前の金額のこと。
※税金やサービス料を含んだ売上は「総売上（そううりあげ）」と呼ぶ。
■ショーパブ
…女性によるダンスショーなどがあるお店のこと。キャバクラと同じように基本はお酒を飲む店だが、ショータイムにダンスや歌のパフォーマンスを見ることができる。ショーのクオリティは店による。
■ショータイム
…ダンスショーや歌のショーの行われる時間。
■ショーメン
‥‥ショーメンバーの略。ショータイムに出演するキャストのこと。お店によってはプロのダンサーやパフォーマーを雇う場合もある。女の子によってはショー出演はNGで、接客のみの子もいる。
■ショット
…ウイスキーなど度数の高いお酒の1杯を意味する。「ワンショット」はウイスキー1杯分＝約30ml。
テキーラショットとは、ショットグラスに入れたテキーラを一気飲みしてライムと塩を舐める楽しみ方。
【語源】英語の「Shot」…弾丸、発射などを意味する。
■初回荒らし（しょかいあらし）
…初回割引が目当てでいろんなお店を転々と渡り歩き、リピートはしないお客様のこと。初回こっきりで二度と来る気がないので悪質な遊び方（キャストにセクハラなど）をすることがあり、その地域で迷惑客として知られると店同士の情報共有により出禁（入店お断り）にすることもある。
■地雷嬢（じらいじょう）
…接客態度やルックスが悪く、お客様からクレームに繋がる可能性があるキャストのこと。
■地雷接客（じらいせっきゃく）
…お客様から引かれるような塩対応や、態度の悪い接客のこと。主に風俗店でマナーの悪い客に当たった風俗嬢が、過剰サービス要求や指名を避けるためにあえて地雷接客をすることがある。
■新人優先（しんじんゆうせん）
…新人キャストに優先的にお客様をつけること。お仕事に早く慣れさせるためや、お客様に顔を覚えてもらう目的がある。期待の新人は常連客のテーブルにつけることもある。
■新調日（しんちょうび）
…新しい衣装（ドレス・スーツなど）を着る日。
【さ行】の「す」
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■スカウト
…キャッチとも呼ばれる。路上やSNSで女の子に声をかけ、キャバクラや風俗店に紹介する人のこと。スカウトは違法行為（迷惑防止条例違反/職業安定法違反など）なので、やってはいけない。
■スタンド花
…スタンドフラワー・フラスタ・祝花・立花などとも呼ばれるフラワーギフトの一種。専用のスタンド台に花を飾った大型アレンジメント。開店祝いや誕生日イベントの際などに置かれている。キャバ嬢に贈られるスタンド花の中には、バルーンで飾った派手なものもある。
▼参照：新宿歌舞伎町の花屋さん「フラワーショップ リンクス」公式サイトより「バルーンスタンド」
■スタンバイ
…お会計が終わったお客様が帰ること。次のお客様のために席（テーブル）を整える準備に入る。「（帰るお客様が）次のお客様が座れるように席を空けてくれた」という解釈。
■スツール
…背もたれのない丸イスのこと。
■ストレート
…お酒をお茶やお水で割らずにそのまま飲むこと。薄めないので酔いやすい。
■スナック
…スナックバー（snack bar）のこと。軽食（スナック）を提供するカウンター付きの飲食店。小規模なお店が多く、アットホームな雰囲気。飲食店免許で営業しているお店が多いため、女性はお客様の隣に座っての接客はできない。カウンター越しでの接客となる。カラオケを置いてあるお店も多い。一般的に責任者は女性で「ママ」と呼ばれている。
■スライド制（スライドシステム）
…キャストの給与体系の一種。自分の売上によってその後の時給やバックが増減するシステム。何によって変わるかは店によるが、例えば既定の指名数を獲得したり目標売上を達成すると来月の時給が上がる、など。指名数や売上の悪いキャストは出勤日数を減らされたり、時給を下げられたりする。
【さ行】の「せ」
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■税サ込（ぜいさこみ）
…「税」とは消費税（TAX）のこと。「サ」はサービス料なので、この場合は表記してある料金に「消費税・サービス料込み」ということになる。「税サ別」だと別途消費税とサービス料がかかりますよ、ということ。
■セクシーキャバクラ（セクキャバ）
…いわゆる「おっぱいパブ」のこと。キャストの上半身へボディータッチOKだったり、キスができたりするが射精に繋がるサービスはないため「キャバクラ以上風俗未満」のギリギリをいく業種。
別名：おっぱいパブ（おっパブ）・セクシーパブ（セクパブ）・2ショットキャバクラ・ハッスルパブ・おさわりキャバ・キャバクラ（北海道）etc
■セクシーダンス
…セクキャバで、キャストが上半身裸で男性客の膝の上で踊ること。
類義語：ハッスル・テーブルダンス
■セット料金
…キャバクラでお酒を飲むときの料金設定。30分や60分単位で区切られており、例えば「1セット60分〇〇円」のように表記されている。それを超えると延長料金が発生する。
※セット料金に含まれているもの→席料、ハウスボトル（飲み放題のお酒）、お通し（簡単なおつまみ）、お酒を割るための氷やお水。
※セット料金に含まれていないもの→指名料、延長料、別途注文する必要があるお酒など。
※税（TAX）やサービス料などが含まれているかは店による。
■繊維（せんい）
…最低料金で遊ぶお客様のこと。繊維客。悪口なので言わない方がいい。
※繊維客＜細客＜常連客＜太客＜極太
■千秋楽（せんしゅうらく）
…複数日に渡って続くイベントの最終日を指す業界用語。相撲（興行）や歌舞伎（公演）などで使われる。ショーパブやキャバレーはショーイベントがあるのでよく使われる。キャバクラではショーはないため、連日で行うコスプレイベントやバースデーイベントの最終日に使うことがある。
【さ行】の「そ」
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■送迎（そうげい）
…仕事終わりに自宅やその周辺まで送ってくれる待遇。厳密には「送り」。キャストの送りはお店専属のドライバーが行う場合と、ボーイが送る場合がある。ボーイ（男性スタッフ）の送りは、ドライバーがいる場合はキャストの後に送ってもらえる。送りがない店もあるので注意すること。
■育てる（そだてる）
…お客様のことを、時間をかけてお金を使わせるようにしていくこと。一撃必殺で強引に大金を使わせるのではなく、お店に通ううちに自然と払ってもらえるようにしていくので「育てる」という。キャストの腕の見せ所。
■粗相（そそう）
…お客様に対してなにか失礼なことをしてしまうこと。失言をする、ドリンクをこぼすなど。
（例）「お客様に粗相のないように接すること！」
【た行～】
【た行】の「た」
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■待機（たいき）
…お客様が入らず（もしくは指名がもらえず）、待機部屋もしくは待機席で待っている状態のこと。
■タイムチャージ（TC）
…延長のこと。
■体験入店（たいけんにゅうてん）
…通称「体入（たいにゅう）」。初めて働く人のために、お試し感覚でお仕事体験をしてもらうこと。体験入店のお給料は基本的に日払い。女の子（キャバ嬢）のための制度だが、まれにボーイのアルバイトも体験入店OKの店もある。
■体入荒らし（たいにゅうあらし）
…体験入店は日払いなので、本気で入店する気がないのにいろんなお店に体入してはお給料をもらっていく行為のこと。その日限りの日雇い感覚で接客するので、態度が悪かったり、バックヤードで何をするかわからないため注意が必要。あまりに素行が悪いとその地域のお店で情報共有され、面接で落とすことも…？
※体入荒らしを防ぐため、完全日払いではなく「3日出勤で全額お渡しします」というように設定しているところもある。
■退店（たいてん）
…お店を辞めること。
■ダウンサービス（ニールダウン）
…男性スタッフが床に片膝をついた状態で接客すること。テーブルにご注文を取りに行った際などこの姿勢になる。『ニールダウン』ともいう。
■ダウインタイム
…セクキャバにおいて、照明やBGMが変わり女の子がお客様の膝にまたがりお触りOKになる時間のこと。「ハッスルタイム」ともいう。常時お触りOKのお店と、ダウンタイムだけお触りOKになる店がある。キャバクラはこのシステムはない。
■卓チュー（たくちゅー）
…キャストが席（卓）でお客様とキスをすること。
■タク代
…タクシー代のこと。キャストがお客様とアフターした際などにもらえる。足代（あしだい）とも言う。これをケチる客は嫌われる。
■ダスター
…雑巾のこと。
▼参照：Amazon
■立ち面（たちめん）
…店内で行われる面接ではなく、駅前など外で待ち合わせたキャスト志望者と面接官が立ったまま面接すること。その場で合否が決まるので、ルックスや態度が合格ラインに届いていない女性はここで面接落ちする。（採用お断り）
■TAX（タックス）
…消費税のこと。
■タバコ（たばこ/煙草）
…お店にストックしておくと、お客様のタバコが切れた時にすぐ出せて便利。ない場合はボーイが買いに行く。タバコ代は伝票につけるのではなく現金前渡しが原則で、謎の割増料金にされることもない。おつかいに行ったボーイに、チップとしてお釣りをくれるお客様もいる。
■ダブル指名（ダブル）
…キャバクラは基本的に1対1の接客だが、気に入ったキャストがいると2人指名するお客様もいる。当然指名料が2人分かかるので、金銭的に余裕のある人がこれを行う。
■ダブル同伴
…1日に2人のお客様と同伴すること。物理的に同時進行は無理なので、時間をずらして同伴したり、片方は店前で同伴となったりする。3人になるとトリプル同伴。
■竹の子剥ぎ（たけのこはぎ）
…タケノコの皮をむくようにどんどん料金をむしりとっていくこと。そのような細かい料金設定のこと。ぼったくり店の手口。例えばセット料金は安く提示されたのに、1分ごとの追加料金や謎の料金が加算されていく…。何が加算されたのかは正確に記載されないため、あいまい。悪質。
■団体（だんたい）
…大人数でご来店したお客様のこと。団体客。お財布を握っているのは上司やその場で一番偉い人のことが多いが、パッと見ではわからないこともある。こうした団体客の場合は、それぞれから場内指名やドリンクをもらうのが難しい。友人同士のようなグループ客の場合は、キャスト達の頑張りで場内指名やドリンクももらいやすい。
■担当（たんとう）
…キャストを管理するスタッフのこと。
（例）「Aちゃんの担当はキミだからシフト管理しっかりしてね」
※ホスト界隈では、女の子が指名して通っているホストのことを「担当」と呼んでいる。
（例）「私の担当がさ～」
■ダンピング（dumping）
…英語で「投げ売り」を意味する、不当に安い価格で商品やサービスを提供すること。キャバクラにおいては、お客様のお会計から値引きをしてあげること（会計時の値引き）。キャストの時給を下げる際にも使われるので、経験者からは警戒されている用語。
■タンブラー
…グラスのこと。お客様が使うタンブラーを「ゲストグラス（ゲスタン）」という。
【た行】の「ち」
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■チーママ
…スナックなどにいる女性責任者のNo.2。トップが「ママ（大ママ）」なのでそのサポート役。「小さいママ」なのでチーママ。お店の規模によってはチーママが2人いることもある。
■チェイサー
…お水のこと。ストレートで度数の高いお酒を飲むときに用意する。水割り用の水ではなく、お酒とは別のグラスに注いである。ウイスキーをロックで飲みながら、チェイサーを飲んだりするため。結局お腹の中で水割りになるのだが、飲み心地や味が違うのでそれとこれとは別の話なのである。
強いお酒の口直しや、酔いすぎ防止のための水なので、飲みすぎそうなお客様にチェイサーをすすめるのは悪いことではなく気遣い（おもてなし精神）となる。
■チェック①（清算）
…お会計時に使われる言葉で、清算の意味。
（例）「チェックで！」＝お会計してください、の意。
■チェック②（サクラ）
…キャストがしっかり接客を行っているか抜き打ちチェックするため、店長の知人などがお客様のふり（サクラ）をして来店すること。
■チェンジ
…お客様が、席に着いた女の子を他の子に変えること。好みではなかったり、相性が悪かった場合にチェンジされる。チェンジは一般的に無料でできるが、お店によっては有料のこともある。
■チャージ
…お客様が席に着くと発生するサービス料のこと。テーブルチャージ（TC）と表記されることもある。
■チャーム
…お客様が席に着いたときに出す無料のおつまみのこと。居酒屋で言う「お通し」。乾き物が多い。
■チャンスボトル
…そろそろなくなりそうなお客様のボトル（お酒）のこと。お酒を飲み切ることで、新しいボトルが入るかもしれないので、チャンスがあるボトルという意味。
■チップ
…お客様がキャストやボーイにくれるお小遣いのこと。お会計にサービス料が含まれているため、わざわざチップをくれる必要はないのだが、タバコのおつかいのお釣りをキャストやボーイにくれる人もいる。
■中箱（ちゅうばこ）
…お店の規模が狭くもなく広くもない、ちゅうくらいの店ということ。
※小箱＜中箱＜大箱
■蝶タイ（ちょうたい）
…ホールスタッフがつける蝶ネクタイの略称。
【た行】の「つ」
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■付く（つく）
…キャストがお客様の席につき接客すること。
■ツケ
…その日の料金を後日払いにすること。お店と仲がいい常連客のみに許される行為なので、一見さんや2～3回程度来ただけの客はツケにすることはできない。トラブルになりかねないのでキャバクラではほとんどツケはできないようになっている。
■付け回し（つけまわし）
…男性スタッフの仕事で、キャストがどの席にいけばいいかを決めること。お店の売上に直結する重要な仕事で、要領が悪いとクレームに繋がるが、上手な付け回しをすると売り上げも上がりお客様やキャストからの評価も良くなる。
- キャバクラの花形業務【付け回し】とは！ボーイ（黒服）の重要仕事
- キャバクラボーイの花形業務『付け回し』について徹底解説！
■つめしぼ
…冷たいおしぼりのこと。夏場や、酔い覚ましのためや、お客様の手が汚れた際などにお渡しする。冷絞と表記されることもある。濡れた状態のおしぼりを冷蔵庫に入れて冷やしておく必要があるので、ボーイの仕事となっている。
【た行】の「て」
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■テーブルダンス
…セクキャバにおけるセクシーダンスのこと。
■出禁（できん）
…お店への出入りを禁止すること。マナーの悪い客や、体入荒らしの女性などに対して行われる。
■デキャンタ
…ワインを移し替えるためのガラス容器のこと。デキャンタにワインを移す作業はデキャンタージュ（フランス語：decantagē）という。これによりワインの香りが引き出されたり、空気に触れることでまろやかな味わいになると言われている。ワインの瓶底に沈んでいる澱（おり）がグラスに入らないようにするため、一度デキャンタに移して澱と分離するという目的もある。
▼参照：デキャンタのイラスト
■鉄板（てっぱん）
…「間違いない」とか「確実」なことを指す俗語。キャバクラにおいては、お客様がキャストに対して本気で推してくれている状態のこと。指名替えをしたり、よそのお店に浮気する心配がないので鉄板と呼ぶ。信頼度100％。
■出戻り（でもどり）
…お店にいた人がいったん離れて戻ってくること。一度帰ったはずのお客様がその日のうちにまた戻ってきたり、一度お店を退店したキャストやスタッフがまた戻ってきたときに使う用語。
（例）女子求人で「当店は出戻りも大歓迎！」と書いたりする。
■店外デート（てんがいでーと）
…お店の外でキャストとお客様がデートすること。同伴・アフターと違う場合、料金は発生しないので裏引きに気を付けなければいけない。
■店カラ（てんから）
…お店がオープンしたのにお客様が誰も来ていない状態（店内がカラ）のこと。「ノーゲス（ノーゲスト）」とも言う。
■転卓（てんたく）
…お客様にお席を移動してもらうこと。テーブルチェンジ。
■店泊（てんぱく）
…終電を逃したスタッフがお店に泊まること。お店の入っているビルとの契約で深夜の寝泊まりが禁止されていたり、トラブルの元になりかねないので、本当はやってはいけない。
■天引き（てんびき）
…お給料からなにがしかの費用が引かれること。身に覚えがない雑費が引かれていたら必ず確認したほうがいい。
（例）「ヘアメイク代や衣装代はお給料から天引きだから」
【た行】の「と」
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■同伴（どうはん）
…お客様が、お店に来る前にキャストと食事やお買い物などをすること。同伴料金の相場は3,000円～5,000円ほど。キャストへのお給料は50％～だが、そのまま来店に繋がるのでキャストには指名料も入ることになる。同伴料金がかかることを知らないお客様もいるので、お誘いを受けたキャストはきちんと伝えるのがマナー。（お客様は食事代やお買い物代などを負担してさらに来店でセット料金も払うので、同伴料のことを知らないとトラブルになりかねない）
■同伴ラスト
…同伴して来店し、閉店（ラスト）までお店にいるお客様の状態を指す。お酒を頼んだりしてお金を使うならいいのだが、特にシャンパンも開けず最低料金でラストまでいられるとキャストにちょっと引かれる。
■同業（どうぎょう）
…同じ業種の人。キャバクラならキャバクラで働いている人のこと。
■同業廻り（どうぎょうまわり）
…同業店のグランドオープン時に、他店の店長や人気キャストやママがお祝いとしてお店に訪問すること。
■当欠（とうけつ）
…当日欠勤のこと。お店によるが罰金やペナルティがある。
■動物園（どうぶつえん）
…在籍キャストのほとんどが不美人なお店のこと。容姿レベルが低いことを指している、ただの悪口。男性スタッフのことは「飼育員」と呼ばれる…。
■通し（とおし）
…オープンから閉店まで仕事をすること。キャバクラを本業としている男性スタッフにとってはノーマルな勤務時間でも、学業や本業と掛け持ちしているキャストからすると通し勤務は肉体的にも精神的にもハードなので、遅めに出勤したり、終電で上がったりする。
※営業時間が長いお店は男性スタッフでも早番・遅番の2部制をとったりする。
■トーション（フランス語：torchon）
…キャストが使うひざ掛けのこと。ドレスの汚れ防止や寒さ対策、パンチラ防止の効果がある。一般的にはソムリエやウェイターが腕にかけているタオルのこと。熱い物を持ったり、濡れたボトルを拭う際などに使う。
▼参照：ソムリエのこれ
■飛ぶ（とぶ/バックレ）
…連絡なしにお店を辞めてしまうこと。無断でいなくなること。お給料をもらってそのまま飛んでしまう女の子やボーイもいる…。が、当然お店に迷惑がかかる行為なのでせめて電話やメールでもいいので退店の意志は伝えた方がいい。
※女の子に指名のお客様の予約が入っていたり、業務の引継ぎなどが残っている場合がある。それ以前に店側は何があったのか心配するし、退店（退社）扱いにしていいかどうか迷うため、辞めたはずのキャストのプロフィールがずっとネット上に残ってしまうこともある。
■友達営業（ともだちえいぎょう/友営）
…キャストがお客様と友達のようなフランクな関係を築く接客方法。色恋営業と違い惚れたはれたのトラブルがなく、お互い楽しい時間を過ごすことができる。
■ドリンク攻撃（どりんくこうげき）
…お客様におねだりしまくってドリンクをもらう営業方法。下品なうえにお客様が不愉快になりかねないので、優良店ではこれをやらないように指導している。
■ドリンクバック
…お客様が女の子にドリンクをあげた際、その料金の一部が女の子のお給料に反映されるシステム。ドリンクバックの相場は1杯100円～500円程度だが、コツコツ稼げるので女の子の大事な収入源。
■トレンチ
…ホールスタッフ（ボーイ）が持っているお盆のこと。配膳の際に使用する。
■トング
…氷を掴むための道具。アイストング。
■ドンペリ
‥‥正式名称は『ドン・ペリニヨン（仏: Dom Pérignon）』。フランスのモエ・エ・シャンドン社によって生産されるシャンパンの銘柄で、世界で最も有名な最高品質のシャンパン。色によって「ドンペリブラック」「ドンペリピンク（ピンドン）」などと呼ぶこともある。
ドンペリ白、ドンペリロゼ（ピンク）、ドンペリブラック（黒）、ドンペリゴールド、プラチナなどがある。
番外編：ルミナス（光るラベルのドンペリ）
▼参照：アルマン・ド・ブリニャックとドン・ペリニヨン
【な行～】
【な行】の「な」
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■流れ（ながれ）
…席に着く前にお客様が帰ってしまうこと。例えばせっかく来店したのに指名キャストが休みだとわかりそのまま帰ってしまったり、お店が混んでいて女の子がなかなか来ないので帰ってしまうなど。対策としては、待ち時間に飲み物をサービスしたり、女の子にちょっとだけ挨拶させて待ってもらうなど。
（例）スタッフ間の連絡で「さきほどのお客様は流れてしまいました」のように使う。
■7つ道具（ななつどうぐ）
…お仕事をする上で必ず持っておくべき7つの道具。
（例）名刺・スマホ・ハンカチ・メモ帳・ペン・メイク道具・ライター
■生（なま）
…生ビールのこと。キャバクラの場合、セット料金（飲み放題）には含まれていないので別途料金がかかる。そのためセクキャバでは「なんと！ビールも飲み放題！」とお得感をアピールするお店もある。
■ナンバー（ナンバーワン、ナンバーツー）
…売り上げランキング上位に入っているキャストのことをナンバーまたはナンバークラスという。月1回のミーティングなどで売り上げが高い順にNo.1、No.2、No.3…と10位くらいまで発表があり、人気順位がわかってしまう。上位は賞金が出たり、バック率（お給料）が上がったり、自由出勤になったりと待遇が大幅に上がることが多い。女子トイレにランキング表を貼っておいてキャストの競争心を煽るお店もある。それが逆効果になるかどうかは女の子次第…。
【な行】の「に」
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■ニールダウン
……男性スタッフが床に片膝をついた状態で接客すること。テーブルにご注文を取りに行った際などこの姿勢になる。『ダウンサービス』ともいう。
■ニッパチ
…2と8の合体。2月と8月が業界の閑散期なのでそのことを指す。
（例）「ニッパチは売上やばいからなぁ」
■入店指導（にゅうてんしどう）
…お店に入店した際に、基本的な挨拶やルールなど仕事に必要なことを一通り教えること。
■ニュークラブ
…キャバクラとほぼ同じだが、やや落ち着いた雰囲気のお店。北海道すすきのエリアではいわゆるキャバクラのことを「ニュークラブ」と呼ぶ。すすきのにおいて「キャバクラ」は「セクシーキャバクラ（おっパブ）」を指すので注意が必要。
■ニューボトル
…お客様が入れた新しいお酒のボトルのこと。余ったらキープボトルとなりお店に保管される。
【な行】の「ぬ」
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■抜く（ぬく）
…お客様の席についているキャストを、別の席に移動させること。人気キャストは指名が被ることが多いので、ちょくちょく抜かれる。どうしても嫌いな客が来た際にキャストから席替えをお願いされることもある。
（例）「あの席ほんと無理だから抜いてください…」
【な行】の「ね」
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■ネームプレート
…お客様のキープボトルにかける名札のこと。
■ネオンカット
…閉店時間が近くなった際にお店の明かりを落として、お客様に退店時間が近いことを知らせる方法。似たような手法に『ラストソング』がある。
■ネクター
…ピーチネクターのこと。とろいと甘くておいしい桃味のジュース。シャンパンをネクターで割ると、飲みやすいカクテルのできあがり。
▼参照：これのこと。（Amazon）
■年確（ねんかく）
…年齢確認の略。キャバクラは18歳未満＆高校生は雇えない（法律違反になるので働かせてはいけない）ので、必ず年齢確認を行っている。
【な行】の「の」
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■飲みキャラ（のみきゃら）
…お酒が好きでよく飲むキャストのこと。気持ちよく飲んでくれるのでお客様からの好感度も高く、お店としてもドリンクが出るので重宝するキャラ。色恋営業が苦手でもお酒で盛り上げることができる。酒豪だとしても飲ませすぎ（飲みすぎ）には注意すること。
■飲み席（のみせき）
…一気飲みで盛り上がったり、大量にお酒を飲む空気になっているテーブル席のこと。酔い潰れるキャストもいるので目配り・気配りが必要。
■飲み直し（のみなおし）
①セット料金時間が終了した後、延長ではなく再度セット料金になること。『完全飲み直し制』。
②いったんお会計をしたものの、飲み足りなくてまたお店で飲むこと。団体客などで、気に入ったキャストがいた場合1人や少人数で戻ってくることがある。本指名に繋がりやすい大事なお客様。
■ノーゲス（no guest）
…ノーゲストの略。お客様がお店にまったくいない状態。『店カラ』ともいう。ノーゲスの時間帯でもスタッフやキャストのお給料は発生しているので店はお客様を呼ぶために必死になる。店がピリついて最悪な空気になることも…。
■ノーペナ（no penalty）
…ノーペナルティの略。罰金やペナルティがないこと。
（例）「電車遅延かぁ。Aちゃんは普段から勤務態度もいいし、もし遅刻してもノーペナでいいよ」
■ノルマ
…達成しなければいけない最低限の目標のこと。キャストに対して、同伴アフターや指名の本数、出勤日数のノルマなどがある。店舗スタッフ的にはその月のお店の売上目標（売上ノルマ）など。達成できると手当が出て、未達成だとペナルティがあることも…。ただ、時給も安く出勤日数が少ないヘルプキャストはノルマがなかったり、誰に対してもノルマが一切ないお店もある。
【は行～】
【は行】の「は」
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■バースデー
…誕生日。人気キャストのバースデーイベントともなれば店内の装飾が特別仕様になり、店前に花が飾られるなど規模も大きくなっていく。キャストにとって大事な稼ぎ時。
■バーテン
…バーテンダー（bartender）の略。バーカウンターでお酒を作る人のこと。
■ハウスボトル
…セット料金内に含まれている、飲み放題のお酒のこと。一般的には焼酎・ウイスキー・ブランデーなどで、生ビールは含まれない。キャストはこのお酒を飲んではいけないので、キャストに飲ませたかったら有料ドリンクを頼むしかないという仕組み。ほとんどのお店ではハウスボトル用の空ボトルがあり、そこにお酒を継ぎ足して提供しているので、新品のボトルを空けているわけではない。つまり味にこだわりたかったらちゃんと有料のお酒を頼む必要がある。
■バカラ（Baccarat）
…フランス発のラグジュアリーブランドで、クリスタルガラス製品が有名。ドンペリ（シャンパン）を楽しむために制作されたグラスシリーズがあり、キャバクラでは「ドンペリグラス」と呼ばれている。
▼参照：バカラ(Baccarat)ドンペリニヨンシャンパンフルートペア（Amazon）
■爆弾（ばくだん）
…お店で禁止されている行為のこと。ドリンク攻撃や裏引きなど。
■爆弾サイト（ばくだんさいと）
…お店や在籍キャストの悪口を書いているような裏サイト。誹謗中傷されていることでメンタルをやられてしまう女の子もいるので、見ないのが一番。
■ハズレ
…期待外れということ。当たりはずれのハズレ。ただの悪口。店員目線で「あの客ハズレだわ～」、客目線で「この店ハズレだなあ～」などと思うことはあっても口に出してはいけない。
■箱（はこ）
…お店のこと。規模によって小箱＜中箱＜大箱と呼ばれる。
■罰金（ばっきん）
…お店のルールに違反したり、ノルマ未達成だと課せられてしまうペナルティ。無駄なお金が引かれることになるので、罰金を取られないような真面目な勤務態度を心掛けよう。
■バック
…時給や日給といった固定給以外で、ドリンクや同伴・指名などお店の利益につながる行動をするとキャストに入るお給料のこと。ドリンクバック、指名バック、のように使う。お客様が支払った料金に対して何％かが女子給に反映される（返ってくる/バック）ので「バック率〇％」と言ったりする。
■バックレ
…無断でお店を辞めること。無断退店。『飛ぶ』と同じ意味。
■8タン
…8オンスタンブラーグラスの略。キャバクラで使われている一般的なサイズのグラス。
■ハッスルパブ・ハッスルタイム・ハッスル
…ハッスルパブはいわゆるセクキャバ（おっパブ）。ダウンタイムとも呼ばれる「ハッスルタイム」に入ると店内の照明やBGMが変わり、女の子が膝の上にまたがってセクシーなことになるのでハッスルする時間。
※抜きあり風俗ではないため、パンツを脱いだり射精に繋がるようなサービスはない。悶々とするがそれがセクキャバ。
■バニーガール（Bunny Girl）
…バニー衣装の女性のこと。うさ耳、レオタード風の衣装が定番。発祥はアメリカの成人雑誌「PLAYBOY」との連動企画で運営された高級クラブ「プレイボーイクラブ」のウエイトレス衣装。
▼参照：バニーガール
■派閥（はばつ）
…グループのこと。通常は女の子同士での派閥争いによるいじめなどが問題になるが、旧体制で男子スタッフの派閥があるようなお店もあるかもしれないので気を付けたい。
（例）「トップランカーのAちゃん率いるキラキラ派閥と、No.2のBちゃん率いるギャル系派閥でまた揉めてる…」
■パブ（PUB）
…大衆的な洋風酒場のこと。立ち飲みスタイルのパブ、オシャレな英国風パブ（ブリティッシュパブ）、フィリピン人女性がキャストを務めるフィリピンパブ、ショーのあるショーパブなどいろいろある。セクシーな方向でいうと女性が下着で接客するランジェリーパブ、おさわりパブ（＝セクキャバ）など。
■バンス（advance）
…お給料を前借りすること。「前借り」を意味する英単語「advance（アドバンス）」からきている。
（例）「バンス制度はあるけど、新人は無理だよ。信頼関係のある子だけね」
【は行】の「ひ」
───────────────────
■ビアタン
…ビアータンブラーの略。ビールを飲むときに使う、ジョッキよりやや小さめのグラス。キャバクラではジョッキではなくビアータンブラーでビールが提供されることが主流。
■ビジター/ビジター指名（visitor）
…ビジターは初めて来店したお客様のこと。ビジター指名は、その人からもらう場内指名のこと。
■ピッチャー
…お水やお茶を入れる大きな容器のこと。
■VIP（ビップ）
…「very important person」の略で、最重要人物・貴賓の意。特別なお客様ということ。キャバクラには大金を使ってくれるお客様をもてなすためのVIP席・VIPルームがあり、メインフロアよりも料金が高く内装なども豪華。
■日払い（ひばらい）
…その日働いた分のお給料をその日に支払うシステム。
■ビフォアー（before）
…出勤前にお客様と会うこと。同伴との違いは、同伴の場合はその後お店に来るが、ビフォアーは来店してくれるとは限らない。つまりお給料も発生しない。ビフォアーのお誘いを同伴に変えられるかどうかがキャストの腕の見せどころ。
■ビラ配り/ビラ専/ビラ引き
…お店の宣伝チラシを配ることを「ビラ配り」という。ガールズバーやコンカフェで多い。お客様が少ない時に、余っているキャストがビラ配りをする。店によってはビラ配り専門のアルバイトを雇うことがあり、その場合その子は接客にはつかないので「ビラ配り専門＝ビラ専」となる。
ビラ引きとは、チラシ配りをしてお客様を引っ張ってくること。
■昼キャバ（ひるきゃば）
…お昼から営業しているキャバクラのこと。
■ピン客（ぴんきゃく）
…一人で来店したお客様のこと。
■ビンダ
…「瓶からダイレクト」の略。瓶から直接お酒を飲む行為のこと。いわゆるラッパ飲み。酔ったお客様が調子に乗ってやることがあるかもしれないがその際は急アル（急性アルコール中毒）に注意。
■ピンドン
…ピンクのドンペリのこと。ドン・ペリニヨンのロゼ。
▼参照：ドン ペリニヨン ロゼ
【は行】の「ふ」
───────────────────
■フィリコ（Fillico）
…日本発祥のブランド品、フィリコ ジュエリーウォーター（FILLICO JEWELRY WATER）の略。世界中のセレブに愛されている、高品質かつ超高級なミネラルウォーター。スワロフスキー等で装飾された豪華なデザインボトルが特徴。限定デザインやコラボ企画品もあり、名入れなどのオーダーも可能。公式販売価格は25,300円～、キャバクラ価格は50,000円～。
▼参照：フィリコ公式オンラインショップより/フロスト ヴィクトリア
■歩合（ぶあい）
…基本給（固定給）とは違い、頑張り次第でもらえるお給料のこと。
■風営法（ふうえいほう）
…「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」（1号〜5号）の略。法律上の風俗営業とは性風俗とは異なり、キャバクラのような接待飲食店やゲームセンター、麻雀・パチンコ店などがこれにあたる。1号～5号まで設定があり、キャバクラは「第1号（料理店、社交飲食店）」に該当する。
お店を運営する際は、所轄の公安委員会に営業許可申請を行う必要がある。
※無許可営業店や違法店には警察の監査が入る。最悪営業停止になる…。
■風紀（ふうき）
…風紀の乱れ！キャバクラにおける「風紀」とは、女性キャストと男性スタッフの恋愛関係を指す。健全運営をしているお店では基本的に女性キャストに手を出すのは禁止されている（店内恋愛禁止）はずなので、もし手を出しているスタッフがいるとしたらそれは本気の恋ではなく色恋管理の可能性が高い。当然二股、三股とかけているパターンもあり、キャストがメンタルを病むし嫉妬で争いが起きるし最悪飛ぶし客もそれを察するし何もいいことがない。風紀に重い罰金やペナルティを設けている店があるのはこうした理由からである。
- 店内恋愛-風紀の法則-（キャバクラのボーイ・風俗男性スタッフはモテる？）
- キャバクラ、セクキャバ（おっパブ）、ガールズバー、ヘルスにソープetc…一部の水商売・風俗関係者は戦々恐々とするでしょうが、今回は風紀のお話です！
■フード
…キャバクラの食べ物。店によってはキャストにフードバック（お給料）が入る。フルーツ盛り合わせのような豪華なものを頼むとキャストが喜ぶ。ちなみにフルーツ盛り（通称フル盛り）の価格は、小さい物なら3,000円～、大きな盛り合わせだと1～2万円くらいする。
■ブーメラン
…意中のキャストから連絡先を教えてもらえなかったので、自分の連絡先を渡して連絡を待つ行為。返ってくるといいですね。
■太客（ふときゃく）
…一度の来店でたくさんお金を使ってくれる良質なお客様のこと。太客を多く抱えていれば、安定した高収入につながるのでキャストとしては絶対に手放したくない大切なお客様。
※繊維客＜細客＜常連客＜太客＜極太
■ブラグラ
…ブランデーグラスの略。
■プラス付け（ぷらすづけ）
①お客様1人に対し、キャストが複数名つくこと。
②お客様全員の数より、つくキャストの数が多いこと。
■フリー
…女の子を指名していないお客様のこと。フリー客とも言う。フリーで来店したお客様には、女の子が15分くらいずつ交代で接客をする。そこで気に入った子がいると場内指名が入ったり、次回来店時に本指名をしてくれたりするので、チャンスがある。
■フルーツ盛り（ふるーつもり）
…様々なフルーツが盛り付けられた豪華なお皿。一般的に、キャバクラのフードの中では一番高価なメニュー。相場は5,000円～3万円ぐらいで、値段相応の品数や器になる。
■フルート
…フルートグラスのこと。シャンパングラスの別名。細長さが楽器のフルートに似ていることからきている。
■プレイヤー（Player）
…現役キャストのこと。ホスト業界でよく使われる（例：1000万プレイヤー！）
ちなみに「Prayer」だと「祈り/祈る人」になってしまうので間違えると恥ずかしい。
■フロアレディ
…フロアの接客係の女性のこと。内勤スタッフやバーテンダーと区別するために用いる言葉。
■フロント
…受付。お客様が来店したときに最初に対応する場所やそのスタッフのこと。
【は行】の「へ」
───────────────────
■ヘアメイク
…髪型をセットすること。ヘアセットと同じ意味。キャストは出勤前に美容院に行くか、お店の専属スタッフ（専属ヘアメイク）にセットしてもらうかする。相場は1回1,500〜2,500円なので馬鹿にならないが、店によってはヘアメイク代無料のところもある。
■ベテラン
…お店の在籍期間が長いキャストのこと。年齢とは別なので、お姉さん系が入店したからといってベテランとは呼ばない。
■ペナルティ
…罰則のこと。遅刻や無断欠勤などがペナルティの対象となる。罰金をとったり、掃除やシフト調整などで清算（解決）する。
■ヘルプ
…お客様が指名したキャストが席に着くまで、代わりのキャストが接客すること。またはそのキャストのこと。未経験や新人キャストが、研修を兼ねてヘルプに入ることが多い。
【は行】の「ほ」
───────────────────
■ポイント
…主に評価ポイントのこと。指名本数や勤怠などでお店が定めたポイントがあり、それを稼いでいくと最終的なお給料（時給やバック率など）に反映される。
■坊主（ぼうず/ボウズ）
…キャストが、お店に出勤したのに全く指名をもらえない状況のこと。ボウズの多いキャストは早上がりや減給対象になりやすいので営業努力が必要。
【由来】もともとは釣り用語で、魚が一匹も釣れなかった時に使われる。お坊さん（坊主頭）には毛が一本も生えていないことから。由来はこの他にも諸説あり、ネタ的なものだと「もう毛が無い（儲けがない）から」など。
■放置（ほうち）
…キャストが席につかず、お客様が一人ぼっちの状態になっていること。単純にお店が忙しいのに女の子がいなくてそうなる場合と、マナー違反（セクハラなど）をした客を見せしめのために放置する場合がある。
その逆で、勤務態度が悪いキャストや、体験入店した子が席につけてもらえない場合も放置と呼ぶ。かなしい。
■ボーイ
…キャバクラで働く男性スタッフのこと。ホールスタッフ、黒服とも言う。
■ボーイズバー
…ガールズバーのメンズ版。カウンター越しの接客となり、ホストクラブよりリーズナブル。男性客が来ることもある。
■ポーター
…お客様の車を預かるスタッフのこと。お客様が帰る際に、駐車場からお店の前まで車を移動させる。
■ホールイン
…キャストの準備（ヘアメイクや着替えなど）が整い、お客様のいるホールに入ること。
■保証/保証期間/保証荒らし（ほしょう）
…保証とは最低限のお給料や待遇などを約束すること。キャストへの保証の場合、新人期間はノルマや罰金がないなどの新人保証がつく。保証期間は店によって様々で、1週間単位～数カ月保証など。
保証荒らしとは、体入荒らしと似ていて、保証期間が終わったら即飛んでしまう（辞めてしまう）キャストのこと。
■ホストクラブ
…略称ホスクラ。ボックス席にホスト（男性スタッフ）がついて接客してくれる、いわばキャバクラの男性版。料金は高めで色恋営業にハマってしまう女の子も多い。
■細客（ほそきゃく）
…太客の反対で、お店にあまりお金を落とさない（あまりお金を使わない）お客様のこと。細々と遊んでくれる人。1回1回の支払いが少なかったとしても、来店頻度が高い場合は細客とは呼ばず常連様（常連客）扱いになることが多い。
※繊維客＜細客＜常連客＜太客＜極太
■ぼったくり
…通称ボッタ。お客様に法外な料金を請求する手口のこと。「ぼる（暴利）」からきている言葉。よくある手口として、最初は安い料金であると誤認させて店に連れていき、お会計の際に法外な料金を請求してくる。安いのは入場料のみで、ドリンクやサービス代がべらぼうに高いなど。
■ぼったくり防止条例（ぼうしじょうれい）
…地方公共団体の条例の通称。都道府県公安委員会による、指定地域での飲食店や性風俗営業における「不当な勧誘」「料金取り立て等の規制」などに関する条例のこと。2000年に東京都が初めて制定し、その後北海道や大阪府、福岡県、愛知県など各地で施行されている。
（例）東京都の条例の正式名称→「性風俗営業等に係る不当な勧誘、料金の取立て等及び性関連禁止営業への場所の提供の規制に関する条例」
※この記事が書かれた2022年の段階では、全国ではなく一部の都道府県でのみ施行されています。
■ボトル
…お酒の瓶（ビン）のこと。
■ボトルキープ
…お客様が注文したお酒が余った場合、お店が保管しておくこと。次回来店時にはこのお酒から提供される。保管期限は店によるが3カ月～半年程度。
■本カレ（ほんかれ）
…本命彼氏のこと。色恋営業の相手ではなく、本当の彼氏（恋人）なので店に呼ぶことはほぼない。
■本指名（ほんしめい）
…通称「ホンシ」。特定の女性キャストを指名すること、そのキャストのこと。指名料がかかるので、キャストに評価に大きく関わる。本指名をたくさん持っているキャストは、お店の売上に大きく貢献しているということ。店によっては月に何本の本指名を取れるか、というようなノルマがある。
■本入店（ほんにゅうてん）
…女の子が体験入店を終えて、本格的に在籍となること。店にもよるが、本入店した場合は1～2カ月程度の保証期間が設けられ、時給保証や各種保証がつく。
■ポン引き（ぽんびき）
…ぼったくり店（違法店）に案内するキャッチのこと。店頭での呼び込みとは別。
【語源】「ぼんやりした者を引っ張ってくる」から「凡（ぼん）引き」→「ポン引き」になったという説と、「1本引っこ抜く」から「ポン引き」になったという説など諸説ある。
【ま行～】
【ま行】の「ま」
───────────────────
■マイナス営業（えいぎょう）
…お客様の数に対し、キャスト数が少ない状態。キャバクラは基本マンツーマン接客なのに、例えば2名客に対し女の子が1人しかつけられない場合など。こうした状況にならないように、店側はキャストに出勤交渉をして人数不足にならないよう工夫する必要がある。
■枕営業（まくらえいぎょう）
…通称「枕」。お客様と肉体関係を持つことで、本指名を取りお店に来てもらうという営業方法。相手の気持ち一つで終わる関係なので長続きする保証はどこにもなく、様々なトラブルの元になるので注意が必要。一瞬稼ぐことができても、噂はすぐ広まるのでキャストのイメージは下がる（キャスト間で軽蔑もされる）。お店のブランド価値も下がりやすく、相手が既婚者の場合は不倫訴訟に発展することもあり、いいことが何もない。
■マグロ
…エッチなワードではなく、キャバクラにおけるマグロとは接客時にリアクションをとらない＆しゃべらないキャストのこと。あえて塩対応しているのかコミュニケーションに難があるのかは見極めが必要だが、マグロのような態度はお客様に対して失礼である。入店した以上はお仕事意識を持ってもらう必要がある。
■マスコミ手当（てあて）
…キャストが雑誌やWEB媒体などの取材を受けた際、お店から支給するお手当（ボーナス）のこと。グラビア掲載やインタビューなどで顔出しをすることで、お店の認知度や人気上昇（＝集客）に繋がるので、頑張ってくれたお礼に支給される。
■マドラー
…お酒を混ぜる時に使うガラス製またはプラスチック製の細い棒のこと。時計回りで混ぜると「早く時間が過ぎてほしい」という意味になるので、反時計回りに混ぜるのがキャバクラでのマナー。
■マニア
…なぜかキャバクラの内情に詳しい人のこと。キャストの入退店はもちろん、辞めた理由、移籍先まで把握していることもある。キャバクラマニア。
■ママ
…クラブやスナックなどの女性責任者。接客、スタッフ教育、指示出し、売り上げ管理など店舗経営に関わる管理業務を一手に担っているので、ママの力量でお店の命運が決まる。ママの補佐役が「チーママ（小ママ）」。
■マルメン
…一般的にはタバコの銘柄「マルボロ・メンソール」の略称。キャバクラ的には太っているお客様に対する隠語のこともある（丸いメンズ）。ただの悪口であり、誰が聞いているかわからないので言わない方がいい。
■満卓（まんたく）
…お店のテーブルがすべて埋まっている（満席）状況のこと。商売繁盛の証！
【ま行】の「み」
───────────────────
■ミーティング
…話し合い。スタッフだけでやる場合と、キャストも含め全員で行う場合などある。
■幹（みき）
…新規のお客様を連れてきてくれた常連様のこと。木に例えて、そのグループの主軸となっている人なので「幹」。お連れ様（フリーのお客様）は「枝（えだ）」となる。
■未収（みしゅう）
…未収金の略。まだ払われていない飲み代のこと。ツケや売掛とも呼ばれる。お客様の未収の回収方法は、別に怖い人が何かするわけではなく、その指名キャスト（担当キャスト）の給料から天引きになるパターンが多い。
■水揚げ（みずあげ）
…キャストと交際または結婚を決め、水商売を卒業させること。
キャスト目線では交際や結婚をきっかけに水商売を辞めること。
語源は諸説あるが、元々の意味は漁船の荷物（魚）を陸に揚げること。
■水商売（みずしょうばい）
…ナイトワークの総称。語源や由来は諸説ある。
①流れる水のように収入が不確定な商売だから。
②芸妓や遊女などの職業を「泥水稼業」や「泥水商売」と呼んでいたことから。
※彼女たちの着物は華やかだが、労働環境や仕事内容は泥水のように汚れていると言われていた。
③江戸時代、街路などでお茶や菓子を提供し人々の休憩所となっていた「水茶屋」からきた説。
など。
そのため①のように収入が不安定な芸能人や作家などが「うちは水商売だから…」と言うこともある。
■水割り（みずわり）
…お酒を水で割ること。水で割ったお酒のこと。
■ミネ
…ミネラルウォーターの略。お客様のお酒を水割りするときに使う。浄水器を使用した普通の水をペットボトルに補給して使うお店がほとんどだが、高級店やVIP席では未開封のボトルを提供することもある。通常はそれぞれの卓にセットされており、なくなると女の子がボーイに声をかけて持ってきてもらう。
■店年齢（みせねんれい）
…お店用の設定年齢のこと。身バレ防止の目的もあり、大抵は実年齢より若く設定する。
■店前同伴（みせまえどうはん）
…お店の前で待ち合わせして、すぐお店に入る同伴。簡単に言えばお店の前で待つお客様をキャストが迎えに行くだけ。これでも同伴料が発生するしキャストにバックが入る。もちろん多くの場合はお客様が同意の上で行われる。
これのメリットは、客側としては普通の同伴と違い買い物や食事の料金がかからず、入店後は確実に指名が取れる。
キャスト側としては、気軽だしほんの少し遅刻しても許されることが多い（同伴の場合は出勤時間が遅れてもペナルティになりにくいため）。また、同伴ノルマをこなしたい場合に1日に何人も店前同伴で稼ぐ…という荒業もある。
■ミックスバー
…セクシャリティに関わらず誰でも入れるバーのこと。例えばゲイバーやレズビアンバーは基本的にそれぞれ男性客、女性客しか入れないが、ミックスバーなら男女どちらでも入れる。スタッフはゲイ、レズビアン、ニューハーフ、男の娘（おとこのこ）、女装娘（じょそうこ/じょそこ）など様々。
■都落ち（みやこおち）
…本来の意味は、都会から立ち去って地方へ行くこと。キャバクラにおいては、キャストがナイトワークの中心地（東京なら銀座・六本木・歌舞伎町など、大阪なら北新地など）から離れて別エリアに移籍すること。「第一線から退いた」と捉えられる。
男子スタッフの転勤の場合は、新規開拓や別エリアの店長に昇進など様々な理由があるので、一概に都落ちとは言わない。
【ま行】の「む」
───────────────────
■無欠（むけつ）
…無断欠勤のこと。シフトが入っているのに、お店に連絡を入れないまま休んでしまうこと。これをすると当然罰金やペナルティの対象となる。体調不良等で休む際は必ず連絡をするべし。
■むらさき
…お寿司屋さん用語で「醤油」のこと。昔の人は赤褐色のことを紫と言ったからという説がある（小皿に垂らすとわかるが醤油は真っ黒ではなく赤褐色のものもある）。今はキャバクラではあまり使われないが、お寿司を提供するお店ではこう呼ぶこともある。
※由来については諸説あります。
■無理やり指名（むりやりしめい）
…お客様から強引に指名をもらう手法。お客様の気持ちを考えていないので、お店から注意されることもある。
■無料案内所（むりょうあんないじょ）
…繁華街にある、無料でキャバクラやガールズバーや風俗店を紹介しているところ。スタッフがお客様の希望条件を聞いて、希望に沿ったお店の情報をご提供する。無料案内所の収入源はお店側からの広告費。そのためお客様から料金はとらない（無料）。
【ま行】の「め」
───────────────────
■明朗会計（めいろうかいけい）
…不正や隠し事がなく、何にいくらかかったかの明細がはっきりわかる会計のこと。請求金額にごまかしがないこと。ぼったくりのような不正な料金上乗せがないということなので、お客様は安心して利用できる。
■メニュー
…お店で提供しているドリンクやボトル、フードなどの価格が記載されたリスト。ボード状や冊子など店によって形は異なる。通常、メニューはテーブルに置いていないので、注文の際はボーイがその都度持っていく。
■メンバー（member）
…キャバクラにおいては、大切なお客様のこと。本指名キャストがいるお客様、ボトルキープをしている常連さん、一度のお会計で大金を使ってくれる方（太客）などを指す。お店の売上にとって大切な方なので、それなりの気配りでおもてなしする必要がある。メンバーのお客様が場内指名をした際は「メンバー場内」ということもある。
反意語：「visitor」（ビジター）
■メンバー出勤
①メンバーのお客様（本指名のお客様）が急遽来店した際、シフトは休みでも本指名キャストが出勤すること。休日返上で接客する必要があるほど大切なお客様だからできる行為。末永くご指名いただきたい。
②メンバーのお客様の来店予定があるので、本指名キャストがその方だけしか接客しない出勤日のこと。風俗でいうなら予約客限定接客。人気キャストはこのメンバー出勤が多い。
■メンズキャバクラ
…男性版キャバクラ。ホストクラブとは異なり、時間料金制で指名替えも認められている。一定時間を過ぎると延長料金がかかる。
■面接落ち（めんせつおち）
…面接の時点で女の子を落とすこと（不採用）。1日体験入店にも至らない、完全な戦力外通告。面接で落とす理由としては、18歳未満、ルックスや会話力が店の採用基準に達していない、態度が悪い、一般常識がないなど。
【ま行】の「も」
───────────────────
■持ち込み（もちこみ）
…お客様が飲み物や食べ物を店内に持ち込むこと。お店によってはOKを出しており、持ち込み料を頂いている。一般的にお酒の持ち込みは禁止されているが、食べ物は持ち込み料を払えば店内で食べることが可能となる。例えば、お寿司の出前を取る際も持ち込み料が発生する店もある。
持ち込み料の相場は1,000円～3,000円程度。
■物交換（ものこうかん）
…お客様の席の灰皿交換や氷の補充を行うこと。「物」を交換する行為なので物交換。お客様が気持ちよく遊べるよう、こまめな交換が必要となる。灰皿に煙草の吸殻が山盛り…なんてことになる前に交換しよう。
■揉みパブ（もみぱぶ）
…おっぱいが揉めるパブの意で、セクシーキャバクラ（おっパブ）のこと。
【や行～】
【や行】の「や」
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■役職（やくしょく）
…男子スタッフの立場のこと。
ウェイター（ボーイ）→ウェイター長→サブマネージャー（黒服）→マネージャー→ヘッドマネージャー→副店長→店長→代表→社長
※役職名や数はその店や企業により異なる。アルバイトをボーイ、正社員になったら黒服、と呼び分けるところもある。
■雇われ店長（やとわれてんちょう）
…お店の経営権はオーナーにあり、そこに雇われている店長のこと。
■ヤリ目（やりもく）
…「キャストと肉体関係を持ちたい」という目的のこと。その理由でお店に通っているお客様のこと。キャストを執拗に口説いたり、ホテルに誘おうとするので、しつこい場合は店側が出禁措置をとる。
【や行】の「ゆ」
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■幽霊部員（ゆうれいぶいん）
…在籍しているものの、まったく出勤しない（姿を見せない）キャストのこと。就活、長期休暇、整形のダウンタイム等でお休みしているだけならいいのだが、失踪している場合が多い（＝飛んでいる）。
■友人紹介料（ゆうじんしょうかいりょう）
…キャストが自分の友達をお店に紹介し、採用＆入店が決まったらもらえる紹介料のこと。ちょっとしたボーナス。
【や行】の「よ」
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■呼び込み（よびこみ）
…お店の前で、道行く人に声掛け営業をすること。呼び込みはお店のスタッフが行い、店から半径10メートル前後の範囲内で行う。お店から遠く離れたり、強引な手法でお客様を引き込もうとすると客引き（違法行為）と判断されるので注意。通行人が興味を持って立ち止まってくれたら、値段交渉やシステムの説明などをしてお店にご案内する。
【ら行～】
【ら行】の「ら」
───────────────────
■ラウンジ
…ラウンジとは、キャバクラと違いフリータイムで運営している接待飲食店のこと。席料を払ったらあとは遊んだ分だけ（飲んだ分だけ）支払う形。時間制のキャバクラとは異なる。接客もマンツーマンではなく、客1名に対しキャスト複数だったり、その逆で複数客に対しキャスト1名で対応することもある。たいていの店にママ＆チーママがいる、客層が落ち着いている、キャストの衣装はワンピースやスーツが多い（キャバクラはドレスが基本）、などの違いもある。
※料金システムは店によって異なり、キャバクラのように1セットで料金設定しているところもある。
■ラスト
…お店の閉店時間のこと。キャバクラは風営法により24時閉店となっているが、天候や客入り状況等によっては少しだけ早じまいすることもある。（例えば台風直撃で客が全然いない上に、キャストの人数も揃っていない日など）
■ラストソング（ラスソン）
…閉店時に流れる音楽のこと。カラオケがあるお店では、キャストが歌う場合もある。
ホストクラブにおいては、その日の売上No.1のホストが閉店前に歌うラストソングのこと。
■ラッキー
…付け回しを担当するボーイの呼び名。ボーイの付け回しがうまいと、お客様も嬉しいし女の子も稼げるのでラッキー！ということでそう呼ばれているらしい。2000年代に使われていた用語のようだが、20年代の現在もそう呼ばれているかは謎。店による。
■ラッパ飲み（らっぱのみ）
…お酒の瓶に直接口をつけて飲む行為。ラッパを吹く姿に似ているのでこう呼ぶ。瓶からダイレクトに飲むため「ビンダ」とも呼ばれる。
■ランジェリーパブ（ランパブ）
…キャストが下着姿で接客するお店。セクキャバではないのでモミモミはできない。お触りのOK/NGについては店によって異なる。客としてはお話したいならキャバクラに行くし、ちょっとエッチなことがしたいならセクキャバに行くし、もっとエッチなことがしたいなら風俗に行くため、近年はめったに聞かなくなったレア業種。
【ら行】の「り」
───────────────────
■リピーター
…お店にまた来てくれたお客様。常連様や、定期的に来てくれる方のこと。
【ら行】の「る」
───────────────────
【ら行】の「れ」
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■レインボー
…ドンペリ白・黒・ピンク・ゴールド・プラチナの5種類が揃った状態のこと。当然莫大な金額となる。レインボーカラーのスタッズでデコレーションしたドンペリが存在するが、そちらのことではない。
┗白：ヴィンテージ
┗黒：P2
┗ピンク：ロゼ
┗ゴールド：レゼルヴ ド ラベイ
┗プラチナ：エノテーク
■レギュラー
…週4日～6日出勤できるキャストのこと。いつもいるのでレギュラー出勤という。決まった時間や曜日に出勤していればお客様も覚えやすいので、来てもらいやすい。店としても安定した出勤人数を確保できるのでありがたい。ということで、レギュラー出勤してくれるキャストの評価は上がりやすくなる。
■レディグラ
…レディーグラスの略。別名レディタン（レディータンブラー）。女の子用の飲み物グラスのこと。レディグラはお客様のグラス（ゲスグラ/ゲスタン）に比べてやや小さい。その方が接客中に飲む酒量を調整しやすいため。
※指名のお客様と飲む際は、お客様と同じグラスを用いることもある。
【ら行】の「ろ」
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■ロック
…オン・ザ・ロックの略。氷を入れたグラスにお酒を入れて飲むこと。ウイスキーや焼酎など、アルコール度数の高いお酒を飲む際に用いられる飲み方。お酒はストレートで入れる。
氷を入れたグラスに「お酒１：水１」で入れると、ハーフ・ロックという飲み方になる。
■ロックグラス
…大きな氷を入れるため、幅の広い専用グラス。ロックでお酒を飲むときに使う。
■ロマネ・コンティ
…最高級赤ワイン。年代によって価格が異なり、高価なものだと1本300万円することも…。
【わ・を・ん】
■割りもの（わりもの）
…お酒を割る（薄める）ための飲み物のこと。基本は水（水割り）だが、ソフトドリンクで割ることもある。
例：お茶、紅茶、コーラ、オレンジジュース、ジンジャーエール、アセロラ、トマトジュース、エナジードリンク、ネクターetc…
※セット料金内に含まれる卓上のペットボトル（水）は無料。別途頼むと追加料金がかかる。ピッチャーで頼むと相場は2,000～3,000円前後。
■割引チケット（わりびきちけっと）
…お店の料金が安くなるチケットのこと。割チケ（わりちけ）ともいう。お客様が自分でお店のホームページからダウンロードしたり、雑誌や無料案内所でもらったり、帰り際にキャストやスタッフからもらったりする。最近はスマホの画面でチケット画像を提示すればOKのお店もある。
※イベント時や週末、混雑時は割引適用にならないこともある。
キャバクラ用語辞典まとめ
「あ行～わをん」まで50音順にこんなにキャバクラ関連用語があるとは驚きですね。もちろん全部を一気に覚える必要はなく、目を通しておいて予備知識として頭の隅に入れておくだけでも良し、困った時にそっと開いて調べるもよし。あなたの今後のキャバクラワークのお役に立てれば幸いです。
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