闘う男のインタビュー
- 桐生裕幸さん(店長)
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難波 デリヘル
Interview 2021.04.16
大手アインズグループのデリヘル『club BLENDA 難波店』の店長、桐生裕幸さん(27)にインタビュー!
ライバルグループから移籍!より上を目指したかった
『アインズグループ』は入社歴1年3ヵ月ぐらいです。店長になったのは入店10ヵ月の時くらいかな。ここに来る前はライバル的な大手グループで働いていたので、組織の違いがよくわかります。アインズグループは会社経営みたいに組織として成り立っていますね。トップだけが得をするんじゃなくて、みんながちゃんと得をするようなしっかりした組織図になっています。
風俗業界自体は7年目ぐらいなので、年齢のわりには長い歴です。20歳ぐらいまでは宝石販売の仕事をしていて、月収70万円ぐらい稼いでたんですけど。時代もあり会社が閉まることになったので、学生時代に仲良くしていた先輩の紹介で風俗業界に入りました。
以前のグループからアインズグループに移籍したきっかけは、当時の社風にどうしても合わなくて。過信かもしれないですけど「僕は他の人間よりできる人間や」って思っていたので、高いランクの中でどこまでできるかチャレンジしたかったんです。「風俗業界でやれるところまでやってみたい」と思って。
それで、ライバルグループから移籍したことはきっとすぐバレるから、アインズグループの社長に直接メールしました。事情を伝えたら時間を作ってくれて、2~3回くらい面談してくれました。「向こうにちゃんと辞めるって伝えて辞めて、そこからうちで働くのは全然いいよ」って言ってくれたんです。それで向こうをきれいに辞められました。
移籍したことは結局向こうにバレましたけど、アインズグループは僕を見捨てずに肩を持ってくれて、対応もしっかりしてくれました。だからこそ今も、コソコソせずに働けています。僕は当時役職もついていたのですが、上の人間ほど移りづらい風潮の中、アインズグループが受け入れてくれたのはすごいことだと思います。
組織内で上下関係なくコミュニケーションが取れる好環境
アインズグループの良いところは、挙げだしたらキリがないぐらいいっぱいあります。上の人が強引な決定権を持っているのではなく、「どう思う?」ってみんなの意見を聞いてくれるし、納得するまでちゃんと話を聞いてくれるし。間違っている方向に提案はしてこないし、その指示を聞いていれば間違いないなって思わせてくれます。役職の人たちもポンっとお店に顔を出して、スタッフ一人一人にコミュニケーション取ってくれるんですよ。
自分の意見が通るようになったし、自分のやりたいようにできるようになったのは大きな変化だと思います。それで結果が生まれてるし、周りは評価してくれるし。それと僕は判断に迷った時は、みんなの意見を聞くようにしています。「客観的に教えてほしい」って聞いて、みんなちゃんと答えてくれるから、それで判断することもあります。以前のグループではなかった環境ですね。
福利厚生に関しては、休みはしっかり取れるし、有給もあるし、出勤時間も固定ですし。僕はこの前オーダースーツを作ってもらいました。結婚してたら家族手当もあります。『club BLENDA 難波店』の従業員にも家族持ちが2人いますよ。アインズグループは家族持ち・妻子持ちが比較的多い方やと思います。3分の1ぐらいは結婚してますね。
レクリエーションも多いんですよ。野球部あるし、ゴルフ部あるし、釣り部もあるし。ボウリング大会あるし、花見もあるし。イベントがいっぱいあります。「行きたかったら来てくれたらいい」っていう感じなので、強制もないです。この企画を通して、他の店舗のスタッフと交流する機会もできますね。
理想の店舗像あり!言葉よりも背中で伝える
『club BLENDA 難波店』のスタッフは今6名います。年齢層は若めですね。これ言っていいかわからないけど、僕自身が描いてる理想の店舗像があって。ある程度見た目のルックスが平均より上の従業員で揃えたいんですよ。いい女の子が集まってくるお店なので、髪の毛やメイクや服装などを1つ1つ指導してるんですけど、スタッフが小汚いおじさんだったら、そんな店働きたくないですよね。女の子にアドバイスする立場の人間は、間違いなく見栄えは気にしないといけないと思います。
『club BLENDA 難波店』はブレンダの本店と言われるぐらい大きいですが、僕は店長という立場を利用して偉そうにするつもりはありません。逆に他のスタッフの倍ぐらい働かないといけない、それを見て下の従業員たちが成長していくものだろうなと思ってますから。言葉で「ついてきてくれ」と言うよりも、背中で見せてるつもりです。
風俗業界は年功序列が多いですが、僕はそういうの好きじゃない。できる人間が上に立つべきだと思っています。それを踏まえて難波で人を育てて、いろんな店舗に輩出していきます。今後の店舗展開にしても、従業員は絶対必要になってくるし。例えば梅田店でできる人間が辞めたとき、難波から補填するんですよ。そのとき「さすが難波から来た人やな」って思わせたら僕の勝ちですね。どこへ行ってもできる人間を難波で育てておきたいです。
僕の最終目標は、僕が育てた従業員たちを各店舗に配置していって、「ほぼ全員が僕のもとで育った従業員」っていう形にしたいんです。そうなれば僕がやりたいようにBLENDAを動かせますからね。
雰囲気はやわらかく!メリハリをつけて女の子にも安心感を。
店の雰囲気に関しては、僕は基本的にあんまり堅くないんですよ。どちらかといえば率先してふざけてる感じ。それに対してスタッフが笑ったりつっこんだりみたい雰囲気です。ただ、それとは別で締めるときはもちろん締めるし。オン、オフっていうのは比較的意識してやってます。
お店の雰囲気は大事です。いかに多くの女の子達に「このお店和気あいあいとしていていいね、ここだから出勤したいね」って思ってもらえるか。彼女たち、意外とスタッフ同士の話を聞いてますからね。
この業界、堅い人は多分しんどいですよ。普通の仕事に比べると、ただでさえ変則ごとが多いから。体験したことないことが起きたり、女の子にぐちぐち言われたり。だから堅い人よりも、どちらかというと社交的な明るい人が合うかな。BLENDAの女の子もお堅いお姉様じゃなくて、元気で明るい子が多いので、同じようなノリでいける人が強いと思います。
「絶対に上にいく」という気持ちで昇給
勤務は3交代制で、休憩が1時間あります。店長業務は面接はもちろんしますし、サイト更新とかも全部しますよ。初めは絶対に前日の売り上げ分析から入ります。それをしつつ面接とか電話対応とか、業務はリアルタイムで変わっていくので、ぐだぐだにならないように対応していきます。女の子のシフト対応や、モチベーション下がってるようなら一緒に飯食いに行ったりもします。
仕事をする上で大切なことは、僕はまず身だしなみですね。あとは、腹立つことも全然あるけど、そういうときは一回一線を置いてから考えます。それが当たり前になれば我慢強くなるし、感情的にもならないし。叱るときも頭ごなしに怒らず、理由を説明して「こうしたほうがいいよ」っていう言い方をしています。
給料の昇給システムに関しては、「サイト更新ができるか・配車ができるか」みたいな色んな項目があって、それで査定されます。それでプラス1万円とか2万円つくので、目標がわかりやすいですよね。
僕は従業員に「全員が全員、絶対に上に行く気持ちでやれ」と言ってます。じゃないと結局、この業界に絶対的な安定なんてないし。次から入ってくる人間に抜かされたら終わりやと思うし。意欲があって「上に行きたい」っていう気持ちが強い人ほど、上にいけると思っています。
新人サポート体制はまず「お互いを知ること」から
新しく入ってきた人は、本当にいろんなことが不安だと思います。風俗業界はブラックに見られがちだし、僕も最初の2~3年は親に「不動産会社で働いてる」って言ってました。でも仕事に対してどこまで本人が本気で取り組めているかが大事なので。
まずはお互いがどういう人間なのかを知り合うところからスタートやと思っています。そこがわからないと絶対しんどいだけですから。もちろん仕事も教えますけど、基本的にまず僕を知ってもらって、そこから相手のことを出してもらっています。
夢は全国展開からの独立!意欲のある人募集中!
今後の目標としては、BLENDAっていうブランドを、関西だけじゃなく全国各地に知名度を広げたいっていうのはもちろんあるんですけど。ほんとの最終的にやりたいことは、自分で風俗店をしたいなと思っています。もちろん簡単なことじゃないし、簡単にやればその分失敗するのも早いし。でもいつか自分で風俗店をやりたいなと思っています。
アインズグループは、経験者の方なら絶対に前働いてたお店よりいいお店やと思ってもらえると思うし。未経験の方なら、風俗の変なイメージがないのを実感してもらえると思うし。最初は不安要素があると思うけど、そこの部分をしっかり僕たちがサポートして、今よりもっといい生活ができるようにしてあげたいと思ってるので。一緒に頑張りましょう。