闘う男のインタビュー
- 山中隆文さん(店長)
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京都 その他
Interview 2016.02.01
―それでは始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
はい。どうぞ宜しくお願い致します。
―まずは業種と業務内容をお伺いしてもよろしいでしょうか?
はい。当店は無店舗型の風俗店になるのですが、『回春性感マッサージ倶楽部』という、全国展開のお店の中の京都店です。
―無店舗型の、デリバリー回春エステという形で大丈夫でしょうか?
はい、簡単に言いますとそのような形になります。
―主な業務内容、お仕事内容をお伺いしても大丈夫でしょうか?
はい。業務内容は電話の応対から、お客さまの所に女性をご案内する手配から、広告関係から、女性のケアに至るまで多岐にわたります。
―はい。
基本といいますか一番大きなのは、やっぱり電話の対応になると思います。
―電話の対応が一番主な仕事の内容になってくるということですね?
そうですね。
―仮に新入社員が入ってきたときに、これから仕事するにあたりまして、一番主な仕事内容というのは何でしょうか?
入ってきたころは、システム等々に慣れるまではウェブの更新業務、それから十分にロープレをした後に電話対応をお願いしています。
―電話対応とウェブの更新業務。そのウェブの更新業務というのは、ホームページの更新だったり、載せてる広告媒体の更新ですか?
そうですね、お客様からお電話を頂くために新鮮な情報をお届けするという主旨になります。
―わかりました。ちなみにですね、店長さんのお仕事っていうのはどういう形になりますでしょうか?
店長はまあ何と言いますか、色々あるのですが、ざっくり説明しますとお店全体が円滑に回るようにするということと、その結果として売上を上げることだと思います。
―なるほどー。ちなみに新人スタッフを最初に指導するのは、店長さん自らやられたりするんですか?
そうですね。店長であったり、副店長であったり、先輩社員であったり。はい。僕も含めてみんなでサポートさせてもらっています。
―その新人スタッフの研修期間みたいなのは設けられてるんでしょうか?
いや、特に。やっぱり実力本位の世界なので、すぐ実戦投入される方もいれば、長めにサポートさせてもらう人もいますが、個人個人の特徴に合わせて対応しています。
―ああ、なるほど。そしたらもう全然、長くいるとかいないとか関係なく、本当実力ですぐ上に上がろうと思えば上がれるっていう形でしょうか?
そうですねえ。それでもまあなんというか、よくありがちな無理やり「明日から一人でやれ」みたいな、そんなことはないです。はい。
―アハハハ!なるほど、しっかりできるまではきっちりサポートをして、あーもう一人前でできるなと思ったら任せて、そこからもう自分自身で頑張っていくって形ですかね?
はい。まあもちろん基本的には誰かしらと一緒にやるので、1人でってことはないですね。
―新入社員さんのお給料ってお伺いしてもいいですか?
はい。これは、うちは広告やホームページとかにも載っているのですが、偽りなくやっています。いくらやったかな?アハハ。
―アハハハハ。
日給月給になっていて、最初は1日1万円です。
―あ、1日1万円で。はい。
はい。だからまあ、1ヶ月25~26万円になるんですかね、足すと。
―なるほど。そうですね。それじゃあもう日給形式で、頑張れば頑張った分日給が出るんで、出た日数で月給が決まるって形でしょうか?
そうです。ただ方針としては必ず週に一度はお休みを取って頂いています。で、社員とアルバイトで大きく違うのは、社員になると月給制になって、月給30万円スタートになるんです。
―社員は月給30万円スタートで、そこから能力に応じて昇給していくシステムですね。
それとボーナスがおおよそ月給3カ月分支給されます。
これがもらえるのが大きいですね。あと有給もあったり。だから福利厚生はかなり充実していると思います。
―確かにしっかりしてますね!なるほど、アルバイトだと日給1万円。社員になると月給30万円スタートで、おおよそ月給3カ月分のボーナスが出るっていう形ですね?
はい。そしてステップアップしていきまして、店長になると月給50万円スタートとなり、プラスアルファで担当店舗の売上に応じた歩合が支給されます。年収1000万円以上を獲得している店長さんもたくさんいらっしゃいます。
―お仕事の時間帯とかって決まってますでしょうか?
仕事時間は各店舗によって若干違いがあると思うのですが、この京都店の場合は、朝の9時から晩の9時までの12時間ですね。もしくは晩の21時から朝の9時まで、という2交代制が基本です。
―あ、なるほど。9時~21時か、21時~翌9時の2交代制ですね。ある程度どっちがいいって希望とかは通ったりするんですか?
あ、通ります、はい。
―朝からのほうがいいとか、夜のほうがいいってのは、希望を聞いてっていう…?
そうですね。最初のアルバイトや社員ぐらいのレベルまでは、ある程度希望通りに働けるのですが、まあ副店長や店長クラスになってくると、お店の状況を考えながら朝入ったり夜入ったり変動することもあります。
―ああ、なるほど!そういう形なんですね。
はい。
―でも優しいですねえ。やっぱ上がこう頑張って、下の人には希望をなるべく通すっていう形でやられてるんですかね?
そうです。優しい、優し過ぎるぐらい。(笑)
―アハハハハ!
―ちなみにお休みの日とかって決まってらっしゃったりするんです、それとも完全にシフト制ですか?
あ、シフト制なのですけども、それも希望のお休みの曜日を聞いて、各自休んでもらっています。
―なるほど。ちなみに希望を出して、シフトをお作りすると思うんですけども。シフトは1カ月単位でもう決まるっていう形なんですか?
そうですねえ1カ月単位。それでそのままずーっと、何か不都合が生じるまではそのまま継続されます。
―はい。
もし見直しが、個々の希望があれば、応じて聞いています。はい。
―なるほど。そうしましたら、山中さんは以前はどんなお仕事をされてたんですか?
あ、以前もこういう風俗店に勤めていました。以前は大阪でホテルヘルスをやっていました。
―あ、ホテヘルの受付もされてたんですね?
はい。
―なるほど。ちなみにあの、ご年齢ってお伺いしても大丈夫ですか?
32歳ですね。
―あ、32歳。まだお若くて店長になられて…。
いいえ、ウチの会社にはもっと若くて20代で店長クラスの方も大勢いらっしゃいます。
―あの、この業界を若い頃からやられてたっていう形なんですかね?
そうですね。僕20歳のときにはお店で働いていて。だからこういう風俗系の仕事しかしたことがないです。社会経験不足ですけども(笑)
―そうなんですね!ちなみに以前ホテヘルの受付で働いてたときのお給料って、伺っても大丈夫ですか?アハハ。
40万円前後だったかと思います。
―そうなんですね!受付やられてるときも、役職とかって就かれてたんですか?
あ、そちらのときも一応店長として働かせて頂いていました。
―そうなんですね。じゃあ受付のときも店長でやられてて、こっちでも今じゃ店長やられてるっていう形。めちゃくちゃやり手ですね!エヘヘヘ。
いやいや(笑)。でも、前の店はこういう全国的なおっきい店じゃなくって、一本独鈷の小さなお店だったです。そちらでも非常に良くして頂いていたのですが、やっぱり資金力だったり、運営ノウハウだったり、今思うと小さい世界にいたんだなあという気がするというか。今は大手のお店で働かせてもらっていますので、会社の資金力だったり、ノウハウだったり、恩恵を受けているところが大きいので、非常にありがたく感じています。やっぱり人によると思うのですが、僕はこういう大手のお店で働かせてもらうほうが、実力以上にちゃんと自分の芽も出やすいというか。正直そういう気はしますけどね。
―んー、なるほど。やっぱどの仕事でもそうですけど、自分自身で限界ってのを決めちゃう傾向があるじゃないですか。そういうふうに小さな鳥かごの中じゃないですけど。やっぱ大手のほうで勉強することが多かったっていう形なんですかね?
そうですね。少人数の小さい所にいたら、その中の常識でしか物事を考えられないようになってしまいがちだと思うのです。そういう意味では、いろんな先輩方もいる、おっきい会社のほうが受けられる恩恵は大きいと思います。
―そうですよね。
もちろん、小さい組織ならではの良さもたくさんあると思います。だから、前職でお世話になった方への感謝は今でも忘れていませんが、でももっと早くウチへ来れば良かったとも正直思っています。
―アハハハハ!もっと早く来れば…(笑)
早く来れば良かった(笑)
―なるほど~。僕も大きいグループだということはもう存じ上げてるんですけども、今社員さんて何人ぐらいいらっしゃるんですか?
何人?もう僕も把握してないですけど、多分250名位ではいると思います。
―あ、200~300名ぐらいという形ですかね?
200か300名ぐらいは。はい。嘘ついていたらすいません、フフフ。
―いえいえ、とんでもないです。アハハ。そうですよね、全国でやられてるんですもんね。ちなみに京都店さんでは今何名ぐらいいらっしゃるんですか?
京都店、今現在はフロントスタッフが6名とドライバーさんが10数名ですね。
―あ、6名で回されてるんですね?
はい。
―山中さんは以前受付で働いてて、こっちの回春グループさんのほうに転職しようと思ったきっかけって、どういうことだったんですかね?
あ、まあそこのお店辞めてからちょっとね。このインタビュー中では言えないようなこともあったりしたのですけど。(笑)
―アハハハ、そうなんですか?
アハハ。あの~、ここには知人の紹介で入りまして。
―あっ、そうなんですね?
先輩の店長さんと共通の知人がいまして、それで縁があって、お世話になることになりました。
―そうなんですねえ。
僕が入った当時も、このグループはもう全国的な大きい会社だったのですが、業界長かったわけですけどこの会社の存在を知らなかったんですよ。だから意外とね、デリヘルとかホテヘルとかの風俗を志す人も、お店を探したりしていても、この回春グループ知らなかったりする人もいると思うんです。
―なるほどー。
このインタビューが目に止まった人には、ぜひウチに来てもらえたらと思います。
―アハハ、はい。ちなみにご紹介で入られたのは、おいくつのころだったんですか?
入って半年でアルバイトから社員になって、それから1年半で店長になって今なので。3年半前ですね。
―あ、3年半。なるほど。最初半年間はまずアルバイトでされてて、その後社員さんになられたって形ですね?
社員を1年やりました。
―はい。
それで1年半たって、確か店長になったと思うんですよ。で、もうすぐ2年なので、3年半ぐらいですね、恐らく。
―そうなんですね。じゃあ1年半で店長んなって、店長んなってから今ちょうど2年ぐらいっていう形ですかね?
そうですね。
―でも、1年半で店長ってやっぱ早いんじゃないんですか?
いいえ、僕よりもっと早くステップアップされている方もたくさんいらっしゃいます。はい。
―そうなんですか?え、早い人だとどのぐらいで店長になるんですか?
なんか、求人の広告には1カ月で店長になった人がいるって書いていましたけど。はい。誰のことかは僕も知らないですけど。(笑)
―アハハ。そうなんですね。でもそれはすごいですね。やっぱりそこは、実力主義を。
そうですね。
―なるほど。これを見てるのは若い人も多数いると思うんですけども、結構一般常識で考えると、やっぱ上に上がるにはそれなりに年齢いってからじゃないと無理と思ってる人もいると思うんです。でも、若くても頑張ったら1年もたたないうちに店長とか…。
あ、なりますなります。
―そういうのも可能ということですかね?
お店をどんどん出してると、スタッフさんもそうですし、責任者の数が必要になってくるんです。多店舗展開しないお店だと、上の店長さんが辞めるまで、じっと待っとかないといけないじゃないですか。フフッ。
―アハハ、なるほど。はい。
ここはポストがどんどん生み出されていくので、はい。
―なるほど。これからもグループの方針としては、数カ月に1店舗どんどん新しいお店を出して、責任者レベルの人をどんどん育てていきたいって形なんですかねえ?
そうだと思います。会社としては、スタッフさんももちろんなのですが、信頼できる責任者の方がたくさんできるといいなというところで、はい。
―そうなんですね。ちなみに以前働いてた所では、どのぐらいで店長さんになられたんですか?
あっちではねえ、お店を新しく自分たちで作ったんです。
―あ、そうなんですね!?
そのとき、作ったときから店長でした。
―あ~、なるほどなるほど。
他のお店に2、3カ月、見習いに知人の店に行かせてもらいました。
―修行みたいな感じですかね。でも逆にここでしたら、別に修行とかも要らず、全部ノウハウは教えていただけるって形ですかね?
そうですね。はい。こんなに教えちゃっていいのって位ちゃんと教えてくれます。(笑)
―アハハハ、もう結構小さなところからおっきな部分まで、全部ノウハウは。
そうです。はい。
―仕事の内容とかもお伺いしてたんですけども、どんな人材が欲しいなとかありますでしょうか?
まず時間にルーズな人はダメですね。遅刻をしない人。あとは店長さんによっておっしゃることが違うかもしれませんけど。個人的にはそうですねえ、多少欠点があったとしても、誠実で人間的に可愛げのある人というか、そういう人がやっぱりお客様からも女性からも愛されますし。やっぱり周りから愛される人じゃないでしょうか。で、なおかつ仕事に対して前向きな人が、この世界でステップアップしていくのだと思います。
―なるほど~。
女性であったり、お客様であったりドライバーさんであったり、ま、人としか接さない仕事ですからね。意味なく人に嫌われると難しい仕事ですので。
―そうですねえ、はい。
そのあたり、やっぱり誠実な人っていうのが、必須条件ではあるのかもしれませんね。
―なるほど。それはどんな仕事でも人と接するんだったらもう、一番のことだと思います。僕らもこうやってお話しさせていただいたりってのが主な仕事になりますんで、やっぱりそういう部分がすごい大事なのかな。今ちょっと、すごい共感を受けました。そしたらやっぱ、仕事できるできないってよりも、まあ素直な人が一番いいっていう形ですかね?
そうですね。誠実が一番!
―アハハハ、なるほど。
真面目に取り組んでいれば仕事は嫌でもできるようになりますからね。
―アハ、なるほど。もうほんと、そういう素直な気持ちさえあれば、全部ノウハウは教えていただけると。
そんな難しいことはないですしね。
―アハハハ。ちなみになんか年齢とか、たとえば若い子がいい、30~40代でも全然大歓迎とかって、そういうのってありますでしょうか?
あ、もう全く。ウチのお店は僕より若い20代のスタッフさんから、僕より目上の方にも働いて頂いています。みなさん一定のルールというか、この会社の中で自分の役割を果たしてもらっています。年齢は法律に引っ掛からない限りは大丈夫です。(笑)
―アハハハハ。あ、例えば70歳だったりとか、そういう形ですね?
フッフッフ。
―65歳以上だとっていうあれですね。なるほど。じゃあもう年齢問わず、18歳以上から変な話65歳未満になるんですかね。もう幅広く募集されてると。
そうですね。ま、あまりに高齢な方だとちょっとスピードに付いて来れないと思いますけど。(笑)
―アハハ。なるほど。
まあまあまあ。
―はい。そういう部分で考えたらまあ、20代から40代ぐらい、まあいっても50歳ぐらいがちょうどいいんじゃないかなという感じですかね?
そうですね、はい。
―さっきの話とちょっとかぶってしまうかもしれないんですけども、どんな人がこの仕事に向いてるかなーってのはありますか?
この仕事はやっぱり電話対応にしてもそうですが、お客様や女性に対応するのも当然ですが言葉で伝えるじゃないですか。だからまあ、何を伝えるにしても同じこと言うのでも、言い方一つで相手の受け取り方が違うことってあったりするじゃないですか。
―はい、ありますね。
例えば、そうですねえ。謝罪しないといけない時に、言い方ひとつで、相手が受け入れる言い方と、逆に火に油を注いでしまうような言い方と、ね。何て言ったらいいかな。わかりますか?
―アハハハ。わかります。僕もよく電話のときに気を付けてることなんですけど、やっぱりそのときの姿勢、態度で、相手に伝わる部分てのがやっぱりあると思うんですよ。僕もう癖になっちゃってるんですけど、「ありがとうございます」と言うときに僕電話なのにお辞儀しちゃってるんですよ、はい。
ああ、素晴らしいですね。
―まあ、そういうのはやっぱ相手側に伝わるんじゃないかなってのは僕の中でもあるんで。おっしゃりたいことがすごいわかるんですよ。あの、電話の一言一言で、その相手に伝わる形が変わるっていうのはあると思います。ほんとに電話でも相手にその気持ちを伝える気持ちが大事なんじゃないかなーっていうのが。
あ、そうですね。いいことおっしゃる。そのまま、僕が言いたかったことです。
―アハハハ、ほんとですか?アハハ。
ほぼ、まんまです。いいですね。はい。
―すいません。そうしましたら、この業界未経験の方も見られてると思うんですけども、その未経験者の方にはどのようなフォローをされてますでしょうか?
はい。これ多分ウチの会社以外にあまりないと思うんですけど、こんなマニュアルがありまして。で、ここにお客様に説明するプレイ内容から、トラブルの対応から、何から何まで全部ここに書いてあります。
―ああ、そうなんですねえ。
そうなんです。そんな風俗店は多分恐らくウチぐらいでしょうね。
―僕も聞いたことがないですね、それは、はい。
ヘヘ。だからまあ、教える人によって、その人の下で育った人に極力ムラが出ないようにというか。全国で同じクオリティのスタッフさんがお店で勤めることが出来るようにという会社側の配慮もあるのだと思います。
―はい。
内要は社外秘なのですが、これを見たら一通りのことはできるようになります。
―なるほど。じゃあ未経験者の人からまあ経験者の人でも、入ってきた皆さんにそれを、マニュアルを見せて。
そうなんです。僕も入社して1週間位はひらすらマニュアルを読んで過ごしていました。
―あ、もう逆に読むのが仕事ぐらいな形で?
フフフ、そうですね。
―なるほど。じゃあもうそういうマニュアルも作って、未経験者のフォローも徹底されてるっていうことなんですね?
そうですね。お店によっては何も説明してくれない上司の背中を見て育つみたいなところがある業界ですけど。こういうのもあるし、もちろん先輩は先輩で、きちっと口頭でも経験に基づいて指導してくれますし、未経験の人にとってもすごい親切だと思います。
―あ、わかりやすいですね。マニュアルも読みながらさらに、お声も掛けてくれるって形なんですね?
そうですね。
―なるほど。じゃあもう未経験者から入っても、この業界どこでもやっていけるぐらいのノウハウを、フォローしてくれるって形なんですかね?
そうですね。
―なるほど。ありがとうございます。
未経験の方も、経験者の方も、有利不利っていうのはあんまりなくって。やっぱ結局は人間性とか、仕事に対して前向きな気持ちであったりになってくると思うので。周りの同僚の店長さんとか先輩とか上司とかを見ていても、経験者の方もいらっしゃれば、未経験の方もいらっしゃいますし。
―はい。なるほど。もう経験・未経験関係なく、全然未経験者でも、すぐ副店長・店長っていうのも目指せる会社っていう形なんですかね。またちょっとかぶってしまうんですが、どんな人が今、こちらで活躍してますでしょうか?
どんな人が、そうですねえ。あのー、まあ、元気な男性達が。(笑)
―アハハハハ!
ハッハッハ。そういうことじゃないですか?(笑)
―アハハ。いやでも、やっぱ皆さんが個々のそれぞれやらなきゃいけないことをしっかりとやって、要は皆さんが活躍し、一つのお店を作ってるってことなんですかね?
そうですね。ありがたいことにアルバイトの方も社員の方も、ウチはお店思いのスタッフさん達に恵まれていると思います。
―なるほど、いいですね。皆さん社員、アルバイトさんも含めて、同じ方向に向かって頑張ってるっていう形なんですかね?
はい。
―誰がっていうわけではなく、やっぱみんなが力を合わせて、頑張ってるっていう形なんですかね。
そうですね。
―なるほど、ありがとうございます。
インタビュー、ちゃんと成り立っていますか?(笑)
―成り立ってます、大丈夫です。逆に色々お答えいただいて、以前の仕事と比べさせていただいたりとか、貴重なご意見とかすごいいただけてるんで。
あ、すいません。
―でもほんと、未経験からでも全然やっていけるっていうのがやっぱ一番おっきいですね。
はい。多分未経験の方が仕事として風俗業界に行くのは、男性も、女性は得にそうだと思うのですが、踏み出すのに結構勇気がいると思うんです。
―あ、イメージ的にっていうことですよね?
生きて帰れるのかどうか。(笑)
―アハハハハ!!
お給料がちゃんと出るのかとか。(笑)
―ええ。
そのあたり私達のグループはビックリする位ちゃんとした会社で。コンプライアンスなんかも全店統一で厳しい基準が設けられています。スタッフさんのことも、大事にしますし。
―はい。
人事異動も、会社は個人の希望を尊重してくれます。自分の状況や家族の状況が、異動を許すかどうか聞いてもらえて、もし無理だったら断っても大丈夫です。
―あ、なるほど。じゃあ無理やり異動とかも全然なく、ちゃんと1回そういう話があるんだけどっていう形で?
聞いてくれます。
―なるほど。
だから僕もいくつかの風俗店で働きましたけど、社員思いの会社だなっていうふうに思います。うん、良い会社だなと思います。
―じゃあ、今まで働いた所で一番社員思いな会社と言えるような形なんですかね?
そうですね。待遇も良いですし。仕事なので大変なこともありますが(笑)
―僕なんかは以前、あるメーカーの大手企業にディーラーとして働いてたときもあったんですけど、長いときはもうほんとなんかイベント事ですね。まあ朝6時、7時ぐらいに行って、夜9時、10時ぐらいに終わるとかも全然ありましたから。ハハ。どこかは言えないんですけど、はい。それはもう、全然業界関係なく、はい。
そうなんすね。僕は、この世界以外よく知らずに責任者になったので…。
―アハハ。でも全然あると思います。基本的には同じだと思います。そこで働いてたときも、基本は朝9時から夜の9時ってのはほとんど決まってましたし。
あー、そうですか。へえ。
―だから僕、話聞いて逆に、休みもちゃんと決まってて、時間も決まってて。月給も全然高いじゃないですか、30万円以上。で、さらに賞与も出るってのは、あんまりないんじゃないですかね?
そうですねえ。でもまあ、それだけやっぱり、男子スタッフがお店や、ひいては会社全体に与える影響というのは良くも悪くも大きいですから。会社としてはやっぱり、優秀な人材が店舗単位でもそうですし、会社全体としても欲しいのだと思います。
―なるほど。じゃあ、もうほんとスタッフさんが頑張った分、会社が還元してくれるっていう感じなんですかね?
そうですね。
―ちなみに職場の雰囲気とかって今はどんな感じですか?
職場の雰囲気は、そうですね。僕があまり厳しいことを言わないので、普通よりちょっと甘いぐらいでしょうか。(笑)
―アハハ。
フッフッフ。でもまあ、みんな自分で、こっからここまではいいけど、こっからここまではあかんっていうのは、みんな自分でわかっていますからね。僕がそんなに口うるさく言う場面というのは限られています。
―なるほど。そこもやっぱ、最初のマニュアルからそうですけど、教え込んだ結果が今のこの状況を生み出してるっていうのがやっぱ大きいと思うんですけども。
そうですねえ。
―はい。きちんとしつつも、楽しくやるっていうのが一番モットーでやられてるんですかね?
そうですね。はい。
―山中さんが入社して良かったと感じることってのはどんなことでしょうか?
入社して良かったと感じたのは…ハハハ、そう言われると。フフフ。
―なかなか難しいかもしれないですけど、色々なすごい楽しそうなこととか、良かったことってのはかなりあると思うんですけども。逆にじゃあ、働いてて一番嬉しいなって思ったこととかってありますか?これが一番嬉しかったなーというのは。
そうですね。我々の世界では、お客様からお電話を頂いて、男性スタッフとお客様とは直接顔を合わせることはないのですが、女性を経由してお客様から差し入れを頂いたりとか、感謝のお言葉を頂いたりとか、そういうときはこちらのサービス精神というか、そういうものが少しでも伝わったのかなと思うと、嬉しいですけどね。
―あ、それはすごいですね。お客さんが女性の方に渡して、それをスタッフの方が持ってきてくれるってことですもんね。
はい。
―なかなかそういうのってないですよね。実際会う機会がないと、電話だけだと。
そうですね。電話は声だけなので、誤解なく過不足なくきちんとご説明をさせて頂いて、なおかつお客様のお話を聞いてっていうのが、ねえ。電話だけで信頼関係ってなかなか難しいですからね。
―難しいと思いますね、それは。はい。
はい。まあうまくいくことばかりじゃないですけどね。(笑)
―最後の質問になるんですけれども、これを見てる方に、何か一言ございましたらいただいても大丈夫でしょうか?
あ、はい。そうですねー。何と言いますか、きちっとしたルールやマニュアルなりがありつつ、仕事ですので厳しいこともありますが、この業界はちょっと体育会系的なお店が多かったりするのですが、そんなに過剰にビシビシいくこともなく。
―アハハハハ!
個々の個性を尊重してくれつつ、一人一人しっかりステップアップを支えてくれる土壌があり。それで、先輩後輩に関わらず敬語でしゃべり合うこのなんというか、殺伐としない雰囲気というか。
―あ、先輩から後輩も、敬語で?
そうですね。入ったばっかりのアルバイトの人にも僕らは敬語でお話しするのですが、それがスマイルルールという会社の決まりごとの一つです。
―そうなんですねえ。
だから理不尽な「おまえあれやっとけー」みたいなのはないんですよ。そういう何というか、よくありがちな、過剰な熱血というか、どっ突かれるとかも…。
―アハハ。
もう、そういうのは一切ありません。普通にお昼の仕事をしている感覚で出来ます。で、なおかつこの世界の、頑張ったら高収入っていうところも目指せますので。
―なるほどですね。わかりました。質問のほうは以上になります。本日は貴重なご意見もいただきまして、ありがとうございました。
とんでもないです。ちゃんとインタビューとして成り立っていますか?
―全然大丈夫です。成り立ってます。本日はありがとうございました。
こちらこそどうもありがとうございました。