闘う男のインタビュー
- サトウ ミエコさん(アルバイト)
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池袋 ファッションヘルス
Interview 2024.02.21
ファッションヘルス『池袋ファンタジー』で働く、サトウ ミエコさん(26)にお話を伺いました。
キャスト歴7年!女性でも黒服になれる
『池袋ファンタジー』でアルバイトをしているサトウ ミエコ(26)です。去年の7月に入ったので、今8カ月くらいになりました。仕事に関してはちょっとずつ慣れてきたかなと思います。
雇用形態は一応面接で説明を聞いて、アルバイトからっていう形で店長にお願いしました。以前は看護師を2年くらいやって、掛け持ちでセクキャバのほうを細身時代のときに7年ぐらいやっていましたね。看護師は親の勧めで特別自分がやりたいものではなくて、2年やったしもういっかみたいな感じで、自分のやりたい仕事をやって行こうと思い辞めました。
セクキャバの方は上野から始まって新宿、池袋、赤羽、大宮、いっぱいいろんなところ行きました。学生のときからバイトでやって、若かったんでお酒とか飲んで、そのときは楽しかったんですよね。でも、25歳とかになってくるとちょっとしんどいなっていうのが出てきて転職を考えたときに、もともとキャスト側だったじゃないですか。
スタッフに支えられてきた部分もあったので次は自分が支える側になりたいと思ったのもあるし、7年働いてくると女の子とも話したりして、女の子から「この先の将来が見えないみたいな」ことを聞くこともありまして。
こういう業界にいると辞めどきを失ってその先何になるかみたいな、私も看護師の資格しか持ってないので一般企業とか就職の仕方が分からないことがあったんですね。そういうとき黒服側でサポートできる事もあるし、「こんな女性でも黒服になれるんだよ」ということを女の子にも見せていきたいと思いました。やっぱり男性社会なイメージはあるのでそれを覆せればなという感じです。
マイナスなところはなし。誇りを持ってできる仕事
セクキャバで働く前は、この業界に対してあまりよろしくないイメージというか、漠然と自分は関わっていかないものなんだろうなという感じでした。
何が悪いっていうわけではないんですけど、看護師という道だったので関わらないだろうみたいなマイナスイメージですね。でも、いざ働いてみると全然マイナスなところもないし、人に聞かれても普通に答えられます。誇りを持ってできる仕事ですし、変な仕事だとは思いませんでした。
『池袋ファンタジー』を見つけたのはもともと池袋っていう町が好きで、働きたくて求人を探していたら広告に「真面目な人を即採用」という文面が出てきて。私の取り柄がそこしかないかなと思って、ここだったらと応募しました。
経験があるからこそ一発目で良く分からないお店に行くより、ちゃんとしたところに行く方が良いかなというのもありましたし、私の他にも女性スタッフがいて求人のところに中年女性が働いてるみたいな感じで書いてありましたので、そこもやっぱり入社の決め手にはなったのかなと思います。
働き始めたら店長や主任が面倒見の良い方で、覚えられるまできっちり教えてくださるので、そこがすごく良かったです。正社員という道もありますけど、アルバイトの方がシフトも組みやすいし、まだ1年未満なので覚え切れてない仕事もあるからこのまま続けていこうかなと思っています。働き方が自分で決めやすいというのもポイントです。
職場の雰囲気はドロドロではないですし、店長の話を聞いて笑って、抜くとこは抜いてやるとこはやるみたいな感じなので良いと思います。
月収24万円~25万円。残業時は時給アップあり
お給料はアルバイトなので時給1200円スタートで、8時間以上の残業は1400円にアップします。あまり気にしたことはないんですけど、月収24万円〜25万円ぐらいです。
シフトは週5〜6日ぐらい入っていて、朝9時に出勤して18時か20時くらいまで働いています。夜のスタッフがいるときはたまに早上がりさせてもらったりとかもありますね。休日はまちまちで週2〜3日休んだりとかで、事前に伝えておけば連休とかも全然良いよみたいな優しい感じです。
お店がオープンしたらそのまま営業していきます。仕事中は女の子が仕事しやすいようにっていうのを心掛けてるのと、まだ踏み込めてはないんですけど女の子の悩みに寄り添えるところまでいければ良いかなと思ってます。あくまで女の子ファーストで、働きやすい環境を作れるようにしていきたいです。
仕事を通して嬉しかったことは、単純なんですけど女の子から名前で呼ばれたときです。しばらくお休みもらって久しぶりに出勤したときに、「サエコさん来てくれたんですね」って女の子から声を掛けてくれたときはやっぱり嬉しいし、やりがいにも繋がるなと思います。
あとは100%じゃないんですけど、付け回しをしててお客様に女の子を付けたとき、帰りにお客様が「今の子すごい良かったよ」みたいに言ってくださって。まだまだ感覚を養っている段階ですけど自分の提案がはまったら嬉しいなと。普段はしてもらってた側だったので、今自分がやるってなるとそれもまた楽しいです。
面倒見の良い店長がマンツーマンで指導
面接のときは面接官が店長だったので、本当になんか「今まで何やってたん?」ってラフな雑談という感じで、店長の手伝いしてくれればいいからみたいな説明をしてもらいました。そのあと主任さんに代わって、主任さんからお給料面の具体的な話がありましたね。かしこまった感じではなかったので、じゃあここで働いてみようかなと入社しました。
入社して1カ月間のお仕事なんですけど、最初の2〜3日は見学と真似しながら雑用やったりとかで、1カ月以内には受け付けや付け回しも教わりましたね。いろんなことを積極的にやらせていただいて、でも投げやりではないので、受け付けしているときにちょっと困ったら店長が横で「次はこう言って」みたいなセリフ出しをしてくれます。新人にちゃんとマンツーマンで教えてくれるし、面倒見が良いので今もフォローしてくれる感じです。
お店側に回ったことで、気持ちの面でちょっと楽にはなったかなと思います。キャスト側だと将来に対する不安とかがずっと付き物だったので、それはなくなりました。
このお店に向いているのは、広告にも書いてありますけど「真面目な人」じゃないですかね。掃除だったり雑用だったり細かい仕事も多いので、そこを雑な感じではなくて真面目にできる人だったら良いのかなと思います。
最初は不安もあったけど、今はこの業界が好き。
今はそこまで大きな夢をもっているわけではないんですけど、もともとは夜の業界でお店とかをやるために自分で経営側に回りたかったんです。ただ、コロナがあったんでそれを見て打撃を受けたというか。でもセクキャバをずっと続けていたので、結局夜の世界でやっていきたいなっていうイメージはあったんですよね。
もしかしたら『池袋ファンタジー』がどこかのタイミングでもう1店舗やるかもしれませんが、とりあえず業界に関わって楽しく仕事できればなと思います。
みんながみんなじゃないですけど、良い人もたくさんいてこの業界が今好きなので、そういうのも知ってもらえればなと個人的には思っています。世間の夜の仕事のイメージがあるとは思いますけど、別に悪いとも思ってないし良い職場なので、押し付けるわけではないけど自分は携わっていきたいです。
まずは気軽な気持ちで入ってみてください。昔の黒服とか内勤の体育会系の怖いイメージとか、『池袋ファンタジー』は全然そういうのもありません。実際に見てみないと分からないので、興味があれば一歩踏み込んで欲しいです。ご応募お待ちしております。