闘う男のインタビュー
- 濱田さん(ヘッドマネージャー)
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上野 キャバクラ
Interview 2018.12.19
上野のキャバクラ『PASHA(パシャ)』で働くスタッフさんにインタビューさせていただきました!
キャバクラ『上野PASHA(パシャ)』での1日のスケジュール
『上野PASHA(パシャ)』のヘッドマネージャーの「濱田」と申します。お店の業種はキャバクラです。
―濱田様の1日の業務内容をお聞きしたいんですけれども、出勤されてからどういう流れでお仕事されてるんですか?
夕方4時半(16時半)出勤の、そこから掃除で約1時間ぐらいです。その後に夕方6時半(18時半)から全員で無料のご飯を食べます。
―会社からご飯が支給されるのでしょうか?
そうです。あとは19時に男子だけのミーティングですね。そして、20時から営業スタートでラストまでやってっていう感じです。お店終わりは片付けが約1時間ぐらいです。
―お片付け1時間して、それで帰るっていう感じですね。
新入社員の教育方法
―新しい社員さんが入ってきた際は、いつもどういうふうに教育されてますか?
まずはお店に慣れてもらうことから始めて、あとはもう交換物ですね。
―グラス・灰皿の交換とか、ドリンクを出したりとか、まずはそこからスタート。それが慣れてくると、どういう業務に移るんですか?
そこからマネージャーになると、女の子の管理ですね。シフトとか。まぁでもはじめのうちはボーイの仕事をやってもらいますね。
―新入社員さんに対して何か心がけてることとかってありますか?
やっぱり一番は、働きやすさですよね。あとは結構この仕事は殺伐としたイメージがあると思うんで、とにかくやわらかい感じのお店作りです。男子スタッフも女の子も仲いい感じのお店は目指してます。
―新しく入ってきた子は、やっぱり緊張しちゃうじゃないですか。入ってくる当初は、誰と話してもいいか分からない、何をやっていいか分からないっていうのはあると思うので、積極的にお声がけをするというか。何か分からないことがあったら聞いてね、みたいな感じですか?
そうですね。やっぱり新しい職場って萎縮しちゃいがちだと思うんですけど、そうならないように積極的に声をかけにいくようにはしてます。
仕事ももちろんいろんな事があって簡単って訳じゃないんですけど、やっぱり楽しくやってほしいので。
『PASHA(パシャ)』の役職・ステップアップの順番
―新入社員の場合はお給料はどのぐらいからスタートなんでしょう?
研修期間だと26万5000円スタートですね。研修期間が終わると1万上がって、27万5000円。
―役職の種類って教えていただけますか?
研修ウェイターから始まってウェイター、そこからサブマネージャー、普通のマネージャー、チーフマネージャー、その後にヘッドマネージャーです。ヘッドマネージャーがわかりやすく言うと店長ですね。
―濱田様はこちらの『上野PASHA(パシャ)』に勤められて長いんですか?
この会社だともう14年ですね。
ナイトレジャー業界に入る前のこと、入ったきっかけ
―『上野PASHA(パシャ)』に入る以前はどういうお仕事されてたんですか?
この業界だけだと長いんで20年ぐらいやってるんですけど、その前九州の鹿児島で製造業をやってました。
―九州の製造業のほうにいらっしゃったんですね。どういう転機で製造業のほうからこういう夜の業界にいこうかなって思われたんですか?
サービス業が好きだったので、将来的にはいつか自分のお店を持ちたい、みたいなところからサービス業の勉強をしに東京に出てきたみたいな感じです。
お給料について
―その製造業のときは、お給料どれぐらいだったんですか?
月収20万円ぐらいですかね。今はヘッドマネージャー給ですけど、ちょっと調べないと分かんないです、嫁が管理してるので(笑)でも多分50万ぐらいじゃないでしょうか。
―凄いですね。やっぱり店舗の売り上げとかで役職の方はお給料が変わっていくのでしょうか?
そうですね。役職者はお店の売り上げでお給料は変わっていきます。と言っても現在在籍している男子スタッフはみんな役職者なので、全員に役職給がついているんですけどね(笑)だから新しく入ってきた方でも凄くチャンスがあるお店だと思います。稼ぎたい方はピッタリかもしれません。
高収入の求人を探したときの方法
―鹿児島から上京されてすぐにこのお仕事を始めたんですか?
こっちきてからは、『上野PASHA(パシャ)』の会社の前身の会社で働いてっていう感じです。ずっとこのグループ(CBFANグループ)にいたことになりますね。
―当時どういうふうにお仕事探しました?
雑誌か何かだったと思うんです。この会社を選んだ理由は、会社自体がしっかりしてそうだったというか。
―なるほどですね。働き始めて14年という事は、自分が思っていた通りの会社だったってことですね。
そうですね。元々キャバクラで働きたかったっていうのもありますし、働いてはすぐ職場を変えてっていうのもやりたくなかったので、ちゃんとした会社に入れてよかったです。
―どうしてキャバクラだったんですか?
人を扱う仕事がやりたくて、それと当時はもうすごくキャバクラが流行っていたというか、憧れ的な部分があったんだと思います。
上野PASHA(パシャ)で活躍する人・できそうな人
―濱田様は長年『上野PASHA(パシャ)』のグループにいらっしゃいますけれども、どういう人が活躍してますか?
元気のある人ですね。元気、笑顔。あとは感謝できる人ですかね。お客様だけではなくいろんな人に感謝できる人だと思います。
―確かにお客様は見てますからね。どんよりしてる人よりは元気で笑顔な人。まあ、これが一番成功する秘訣といいますか。上野はどういうお客様が多いんですか?
上野は、地域に根づいてる方がいらっしゃいますよね。本当に、上野に住んでる、上野で商売されてる方が多いです。
―地域密着型ですね。ちなみに今、どういう雰囲気でお店を回していますか?
明るくっていうのはもう、一番大事にしてますね。明るく。怖いイメージは全くないと思います。
仕事にやりがいを感じた時
―濱田様はこういう夜の業界のお仕事をやっていて、今までで一番やりがいがあったなって思う瞬間って何かありましたか?
マネージャーだったら、やっぱり女の子に「ありがとう」と言われたときは、マネージャーやってて良かったなと思うことは多々ありますね。あとお客様から「また来るよ」とか「今日楽しかった」って言われると、この仕事やってて良かったなって思う瞬間ですね。
―どういう瞬間に女の子に「ありがとう」って言われるんですか?
誕生日イベントとか、イベントを成功させたときとか、一緒にやったときとかですね。
―一緒に頑張ってくれたというか。で、男性スタッフに対してありがとう。そうですよね。それに確かにお客様に「また来るよ」って言ってもらって本当に来てもらった日には嬉しいですよね。
『上野PASHA(パシャ)』としてほしい人材
―今、どういう人材がお店で欲しいなっていうのはありますか?
やっぱり真面目に頑張れること。あとは、人に気を使える子ですね。
―気配りといいますか。本当いろんなところを、ホール全体を見てっていうお仕事ですもんね。濱田様は、ご自分の下積み時代っていうのはどうでしたか?
下積み時代は、いろいろ教えてもらって、仕事ができればいっぱい褒めてもらったりとか、そういうのってやっぱり嬉しかったですね。
―自分もそういうのを下の子に受け継いでいければなって思ってらっしゃるんですね。こういうキャバクラのお仕事って、どういう人が向いてますか?気配りができる方っていうのはもちろんだと思うんですけれど。
接客業好きな子は向いていると思います。
―そうですよね。人と関わるのが好きというか。ちなみに今こちらのグループでは、平均で何歳ぐらいの人が活躍してますか?
平均だと上が47歳、下が30代ぐらい。平均で30代ですかね。
―上が45、平均で30。今、何歳ぐらいの子にきてほしいとかあります?
いやもう、20代の若い子はきてほしいですね。経験を積んでる子だったら、それはもう30代でも40代でも。経験者は嬉しいけど、もちろん未経験の人もきてほしいです。
未経験者へのフォロー体制
―このインタビューは業界未経験の男の子とかも興味があって見てたりはするんですけれども、そういう未経験の子に向けてのフォローっていうのは何かありますか?本当に右も左も分かんなかったりするんで。
さっきも言ったように店に慣れてもらうことから始めるので、別に急に仕事を要求したりはしないです。見ながら何やってるかとか、どういう流れかとかいうのをやりながら、少しずつ教えていく感じです。
―未経験の子ってどうしてもこういう夜の業界に対して怖いイメージがついちゃってる子がいたりするので、そういう子に向けて何かアドバイスはありますか?
基本的に入ってすぐは、終わってから一緒にご飯食べに行ったりとかしながら相談乗ったりとかします。今はあれですけど、昔はみんなで海に行ったりとか、そういうのもやってました。
―いいですね。本当に全体的に店舗スタッフの仲がいいと。
面接でこういうところを見ています!
―面接は濱田様が担当されるんですか?
そうです、基本僕ですね。
―面接で重点的に見ているところとかってございますか?
やっぱり言葉づかいは大事かなって思います。お客様商売なのでやっぱり礼儀とか、基本ができれば。
―キャバクラさんって男子スタッフが本当しっかりされてるじゃないですか。そういう教えみたいなのもあるんですか?礼儀をどういうふうに教えるとか。
礼儀は、朝の挨拶だったりとかそういうところから始めて、それが現場で使えればなという感じですよね。挨拶は大事だと思います。
―新入社員の方はまずは本当に挨拶から入るっていう感じですかね。そこからどんどんやっていくっていう。
はい。
『上野PASHA(パシャ)』に入って良かったこと
―『上野PASHA(パシャ)』やこのグループに入社して良かったことってありますか?
やっぱり社長が保険関係とか、社員のことをよく考えてやってくれているのでとても感謝しています。あとは、誕生日とかに必ずお祝いを送ってくれたりとか。各個人に誕生日プレゼントを送ってくれるんですよ。僕は去年はバックをもらいました。
―何のバックですか?
なんか高そうなバックでした(笑)値段は怖くて聞いてません(笑)あとはスーツをプレゼントしてもらったりとか。僕なんかは結婚してるんですけど、嫁に母の日だったり、子供にはこどもの日だったり。毎回何かしら送ってくれますね。
―めちゃくちゃいい社長さんですね!本当、社員のことを考えてくれているというか。社長さんとは結構会ったりするんですか?
会います。ほぼ毎日会いますね。
―濱田様がこちらのグループに14年間いらっしゃるのは、理由があるんですか?
理由としては社長とずっと仕事をしていきたいからだと思います。人柄など、いろいろな部分で尊敬しています。
―働く店を変えるって結構多いじゃないですか。それでも社長さんに惹かれて、ずっとこのグループにいるというか。もう長年の付き合いみたいな感じなんですか?
そうですね。なので、それが理想ですよね。他のスタッフも。
―信用できる上司と一緒にずっと仕事したいっていうのは、人生において大きいですからね。
グループのここが良い!お店自慢
―今お話しくださったように、こちらのグループは待遇が結構充実してると思うんですけれども、他に何か自慢とかありますか?
社会保険は大きいですね、本当一般企業と変わらずに。それに寮もあります。もう本当に徒歩5分、10分で行ける所なんで。さっきも言ったように、帰るのは営業終わって1時間後なので、電車も走ってなくて、なので徒歩で帰れる所に寮は準備してます。
―お店としてちゃんと用意してるんですね。上野にはキャバクラがいっぱいあるじゃないですか。その中で、「上野PASHA(パシャ)はここだけは負けない!」っていう強みはありますか?もちろん社会保険がちゃんとしてるのもありますけど。
いいお店だと思っています。僕は他のお店をあまり知らないので。
―社員の絆は強いんじゃないかなとは思います。
キャバクラって、ギスギスした感じはないと思います。なので、働きやすいとは思います。
―他の店よりも働きやすい自信はあると。はまだ様はこういう夜の業界に入る前って、イメージありましたか?
やっぱり、やりづらいというか怖いというか、そういうイメージはありました。実際に入ってからは、もちろん嫌なこともあったりするんですけど、そういうことを部下にはやらないようにというか。とにかくいい環境を作りたいというか。
―自分が昔思ったことをそのまま今に持ってくるのではなくて、改善して働きやすい環境を作って、男子スタッフみんなで頑張っていきたいなっていうことなんですね。
最後に、これから夜の業界に入ろうか悩んでいる方へアドバイス
―これで最後になるんですけれども、今こういう夜の業界で働こうかなと思ってる方、結構いっぱいいるんですよ。それでもキャバクラに対して、どうしてもちょっと怖いんじゃないかなとか、きついんじゃないか、とか思っちゃう子もいたりはするので。そういう子に向けて何か一言、アドバイスいただければと思います。
そんな怖い業界ではないので、まずは来て、やってみてもらうのが大事かなと思います。
―『上野PASHA(パシャ)』なら礼儀とか気配りとかも勉強できると思うんですよ。もし仮にここでずっとやらないにしても、絶対、後々役に立つことっていうのは、めちゃくちゃあるんじゃないかなと思うんです。
そうですね、勉強できたことはずっと使えると思うので。どの仕事でも通用するんじゃないかなと思います。
―いろんな経験ができてっていうのはありますもんね。まあ、1回はちょっと経験してみてくださいっていうことですかね。
そうですね。