元町奥様のインタビュー記事【俺の風】

店舗型ヘルス『元町奥様』で働く入社3年目のスタッフ川内良雄さん(41)にインタビュー！

38歳、転職の多さ、一般企業からは採用されない現実

以前は、いろいろやってきてるんですけど。工場勤務から訪問営業。営業が多いですね。転職の多さと年齢的な部分で、結構一般企業を断られたんです。それまでは風俗業界で働くなんて全く考えてなかったんです。でもあまりにも採用されないので、風俗業界でも探そうかなって最初に受けたところがここだったんですね。

『元町奥様』はネットで検索しました。たくさん店舗があるなかで『元町奥様』にした決め手はやっぱりお金ですね。「年収1000万円も夢じゃない！」という言葉に惹かれて。ある程度1000万円まではいかなくても高収入は手に入れたかったので。

この業界のイメージはす一般企業に比べてちょっとゆるいかなとか思ってましたね。仕事内容としてはそこまで難しくないだろうなっていう軽い考えで、ちょっと軽視していたところがありますね。

実際この業界に入ってみてイメージは全然変わりましたね。風俗業界も一般企業と変わらないくらいきちんとした経営をしていて驚きました。今まで商品は、物だったものが人になって。すごく難しさも感じていますね。

お給料とは別でもらえる「大入り」はモチベーションに繋がる

お店規模としてはスタッフが4人と、在籍女性は50～60人ぐらいですね。僕が一番上で、若い子は29なので働くスタッフの平均年齢は35～36歳ぐらいですかね。

店の雰囲気はすごいいいと思いますね。本当にアットホームな感じです。働くスタッフもそうですし、女性同士も派閥もなくかといって干渉しすぎないのでしっかり仕事に集中できる環境だと思います。

今、自分自身はスタッフですが次に副店長、そして店長になっていく流れですね。スタッフ同士の関係もすごく良好だと思いますね。たまにぶつかることもありますけど、売り上げをもっとよくしようとしてぶつかるのは、悪いことじゃないですよね。

『元町奥様』の待遇は「大入り」があることですかね。1日の目標、本数を超えた場合にその日ごとで給料と別でお金がもらえます。

普段の業務について

普段の業務のタイムテーブルは遅番なので15時出社ですね。まず引き継ぎ。そこから接客や更新作業、裏の作業だったりこなしていきます。早番だと開店が9時からなので、8時半から9時には来てると思いますね。休みは週1です。

仕事をする上で大事にしていることは絶対に手を抜かないこと。入社時にすごく言われたのですが、確認作業はすごく大事だなと思いますね。できてると思ってやると結構、抜けてたり間違えがあったりするので常に確認は忘れないように心がけてますね。

やりがいはお客様に感謝されると、やっててよかったなあと思いますね。顔を覚えてくれたりとか、電話に出たときに「あ、いつものお兄ちゃん」って言ってもらえたり。つらいことって、あまりないかもしれないですね。厳しいことを言われたとしても逆に言ってくれてるから、次のステップに進めるので。言われなくなったら終わりですよね。

新入社員の仕事について

面接はもう3年前なのでちょっと覚えてない部分もあるのですが。「こういう業界だけど一般企業と変わんないよ」っていう話をしてもらいましたね。多分軽い気持ちで来たって思われたんでしょうね。

入社したら始めは掃除だったりとか、お客様をお部屋にご案内とか。まずそこができて、流れが分かって、そこから初めてちょっと電話に出て。まずはお店の雰囲気を知ってもらう。何がどこにあるとか、場所とか分かってないと、何もできないと思うんで。

新人の指導にあたって気を付けてることは、自分がここまでできてるからって同じことを求めようとしない事。自分が入ったときのことを思い出して、できるだけ働きやすい環境を提供してあげられるようにしていますね。初任給は30万円ぐらいだったと思います。

どの方でも可能性はあると思うんですよ。本当に普通の仕事として、やる気があるかないかだと思いますね。だからこの仕事が向いている、向いていないっていうのは特にないと思います。

ゆくゆくは店長もそうですし、それに伴った稼ぎもしたいですね。まず上を目指して。その過程で、また何か見えてくるかなとも思うんですけども。まずは店長を目指したいかなと思ってますね。

最後に・・・

始めこの業界に関しては特に怖いとかそういう思いはもっていなくて。ただ簡単な業界なのかなって思ってた部分を覆されて。しっかり面接をしてきちんと段階を踏んで一般企業となんら変わらず対応してもらって。こうゆう業界ながら『元町奥様』はしっかりしているお店だと思います。

きちんと真面目に仕事に取り組むことができれば、どんな人にも高収入を稼げるチャンスがあると思うんです。自分も転職続きでなかなか仕事が見つからない中でも、こうしてチャンスをつかむことができたので。もしがんばりたい、やる気がある人はぜひこの業界にチャレンジしてほしいですね。