闘う男のインタビュー
- 安元さん(マネージャー)
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五反田 ガールズバー
Interview 2024.10.18
五反田のガールズバー『PRISCILLA(プリシラ)』のマネージャー、安元さん(46歳)にお話をお伺いしました。
若くして業界へ就職!イメージも怖さより高揚感
『PRISCILLA(プリシラ)』のマネージャー、安元です。入社日は2020年12月のオープニングからなので、早いものでもう4年になります。
前職はこのグループのおっパブ(セクキャバ)で、そのお店がなくなる際に「ガールズバーをやるから」と新しいお話をいただいて。オープニングスタッフとして入りました。このグループでずっと10年ぐらい勤めています。
このグループに入る前は、イタリアンの店長を6年ぐらいしていました。それ以前もずっと水商売だったので、「やっぱり自分は水商売の方が合ってるのかな」と思ってこの業界に戻ってきた感じです。
最初に業界に入ったきっかけは、お金稼げるかなと思って。その当時は16歳でしたけど、今と違ってその年齢でも全然働ける時代でしたから。それで憧れていた六本木へ行って、会員制のサパークラブ(男性キャストが接客する飲食店)で働き始めました。
業界に対して怖いイメージは全くなくて、ワクワクでしかなかったです。場所が六本木なので、キラキラした印象ですね。これがもし田舎町だったら、輩っぽい人や刺青だらけの人も多い店もいっぱいあるから、最初にそこに入ってたらちょっと違うなと思ったのかもしれないけど。六本木なので印象は良かったです。
六本木で刺激を受けるも、お給料は…
そのころは楽しかったですよ、色々勉強になったし、お客様も富裕層が多いので経営者とか芸能人とか野球選手とかも来るし。そういう人たちと関われて勉強になりました。一緒に飲んで仲良くなるし、連絡先も交換するし、すごく刺激的でした。
一番勉強になったのは経営者の方々とお話できたことですね。社長クラスの方々にかわいがってもらって、ガキンチョなので色々連れまわされるんですよ、キャバクラとかクラブとか。それで目の前に札束ドンと置いたりするから、自分のお金じゃないのに金持ちになった気分になりました。すごい時代でしたね。誕生日プレゼントで10万円ポンと頂いたこともあります。
でも自分の仕事は全然稼げませんでした。今思えば、子供だからうまいこと丸め込まれてたのかなと思います。それで、紹介されておっパブのグループ店に入りました。そこで店長候補としてきちんと研修も受けて、一通りのことを教わった感じです。
『PRISCILLA(プリシラ)』の楽しい雰囲気は他にない!
『PRISCILLA(プリシラ)』は現在スタッフ3名で運営しています。アルバイトも募集していて、いずれ社員にというわけじゃなくずっとアルバイトで副業でも全然構わないんですよ。お互いウィンウィンになるのであればいいと思っています。
職場の雰囲気は楽しいと思いますよ。店長とスタッフが二人三脚でやってるような店だし、店長がゲイなので。女の子から見て僕がパパ、店長がママみたいな感じで、楽しんで働いてくれてます。
バックヤードの雰囲気もいいし、それが営業や仕事に影響していると思いますね。全体的に雰囲気がいいから、お客様も過ごしやすい空間になってるし。本当に、ガールズバーでうちみたいなお店は多分ないと思います。僕も卓に入るんですよ、下ネタばっか言ってます。
いま欲しい人材としては、ありきたりだけど明るい子が欲しいですね。年齢は問わないので、明るくて社交性がある人間がいいです。
お店の福利厚生は、毎年の社員旅行がタダで行けるし、交通費支給。寮もあって、初期費用がかかりません。皆勤賞や子供手当みたいな各種手当もありますよ。
大切なのは社交性!この仕事は楽しい!
『PRISCILLA(プリシラ)』の営業時間は19時~LASTなので、普段は18時に出勤して開店準備をしています。掃除をしたりおしぼりを巻いたり、前日の残り作業を片したり、あとは買い出しやミーティングですね。
オープン後は特に難しいことはなくてラクな仕事ですよ、ガールズバーなので混んできて女の子がみんな卓についたらバックヤードを担当するとかです。詳しくは面接のときにもちゃんとご説明いたします。
仕事するうえで大切なことは、スタッフだったら絶対に清潔感を持ってもらいたいです。あとは社交性があれば一番ですね、お客様に対しても失礼がないように。
この仕事は楽しいですよ、売り上げがついてくるのでやってて達成感があります。前年対比でずっと超えてきているので。
あとは『PRISCILLA(プリシラ)』は長く続いてる女の子が多いんですよ。ガールズバーって入れ替わりが激しくて、3カ月や半年、1年で辞めちゃう子も多いと思うんですけど。ここは本当に2年以上の子がいっぱいいるので、そこはありがたいです。居心地の良い証拠なのかなって最近思います。
スタッフ同士の仲も本当にいいと思います。本当に楽しい店なので、今はスタッフの平均年齢上がっちゃってるけど、若い子が入ってきても楽しいと思います。以前いたアルバイトの子とかもいまだに遊びに来てくれたりするんですよ。ぜひ来てほしいです。
学歴・学力不問!当たり前のことができれば大丈夫
面接で見ているところは、ちゃんと自分を持っていてはっきり物事が言えるかどうかです。別に学歴がなくてもいいので、最低限でいいので地頭がいい子。多くは求めてないけど、最低限のディスカッションがちゃんとできる子がいいですね。
同じことを4回も5回も言わなきゃいけないのって大変なので。簡単なことは1回言えばわかってくれるぐらいの、最低限の理解力がある人がいいかな。当たり前のことを当たり前に。それができない人間が、夜の業界はどうしても多いので。
入社したら初日はとりあえずバックヤード業務です。ドリンク出しやお客様のご案内とか、店内のサポート業務、一般的なボーイ業務を手伝ってもらう感じですね。もちろん一人にはしないので、みんなでサポートしながら教えていきます。
僕と店長が常にいろいろ話して連携しているので、全体でサポートする際も「あの人とこの人で言ってることが違う」みたいなことも極力ないようにしています。向かう先が一緒なので、大体言うことも同じだと思います。
人生の大先輩が色々教えて稼がせます!!
この先の目標としては、店舗展開したいですね。新規エリアもそうですけど、五反田に違う業態のお店を出したいっていうのもあります。業種は考え中ですけどね。
なので、これから入ってくる人はいくらでもチャンスがあります。ぶっちゃけ今も少人数でやってるし、店舗展開したら店長にもなれるし。
これを見て『PRISCILLA(プリシラ)』に興味を持ってくれた人は、ぜひ来て欲しいです。僕と店長が人生いろいろ経験してきてるので、人生の先輩として、いろいろ成長させてあげられる、いろんなことを教えてあげられるかなと思います。
男の僕からもそうだし、ゲイの店長からもね。普通じゃ味わえないような特別な環境だと思うんですよ。自分で言うのもなんですけど、僕ら二人の下で働けたら、多分いろいろ学べることがあると思います。もちろん稼がせてもあげられるので、ぜひ来てみてください。